ダッシュボードとパーティション
マルチパーティション環境でダッシュボードを管理している場合、このセクションを参照して、マルチパーティションがダッシュボードにどのように影響を及ぼすかを理解してください。
ユーザーのパーティション・メンバーシップをセットアップする方法については、
パーティションおよびセキュリティーの管理について
を参照してください。
マルチパーティション環境では、ユーザーが表示または管理可能なのは、ユーザーが属するパーティションと関連付けられているダッシュボードのみです。
ダッシュボード管理者がダッシュボードを作成すると、以下のパーティション関連の規則が適用されます。
作成されたダッシュボードを使用できるのは、それを作成したユーザーと同じパーティションのメンバーだけです。
ダッシュボードで使用できるのは、管理者が属するパーティションで有効になっている事前定義されたポートレットだけです。
ダッシュボードに割り当てることができるのは、管理者と同じパーティションに割り当てられたグループとユーザーだけです。
複数のパーティションを構成した場合、ダッシュボードをセットアップする手順は以下のとおりです。
1.
ダッシュボードで作業する前に、各パーティションに 1 つ以上のグループを関連付け、それぞれのグループに適切なユーザーを割り当てます。
このタスクを実行できるのは、platform_admin ユーザー、または PlatformAdminRole 権限を持つユーザーだけです。
これらのタスクについては、4 章の『
IBM
®
EMM
でのセキュリティーの管理』を参照してください。
2.
各パーティションで、少なくとも 1 人のユーザーに「ダッシュボードの管理」権限があることを確認し、それらのユーザー名を控えてください。
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AdminRole 役割にはデフォルトでこの権限がありますが、ダッシュボード管理者に対してより制限的なアクセス権限を持つ役割を作成することもできます。これらのダッシュボード管理者は、自身のパーティション内のすべてのダッシュボードを管理できます。
3.
システム内で構成されている各パーティションで、以下を実行します。
a.
対象パーティションのメンバーであり、
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®
EMM
にサインインするパーティション内にあるすべてのダッシュボードを管理可能なアカウントを使用します。
前述のステップで作成したユーザーのリストを参照します。
b.
「設定」>「ダッシュボード・ポートレット」
ページで、必要に応じて事前定義されたポートレットを有効にします。
詳しくは、
事前定義ポートレットの有効化または無効化
を参照してください。
c.
「ダッシュボードの管理」ページで、必要なダッシュボードを作成し、ポートレットを追加します。
d.
非グローバル・ダッシュボードの各々に対して、ダッシュボードを表示可能なユーザーを割り当てます。
ダッシュボードに対して個々のユーザーまたはグループを割り当てられます。
e.
それぞれのダッシュボードに、1 人以上のユーザーをダッシュボード管理者として割り当てます。
これらのタスクを実行する方法の詳細については、本章の残りの部分を参照してください。
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