例: データ・モデルにある既存のビューまたはテーブルへの属性の追加
以下の例の手順では、IBM Cognos モデルの既存のビューに項目を追加する方法を示しています。この例では、Campaign データベースにカスタム・オファー属性を追加してから、レポートに含める必要があるとします。以下のタスクがすでに完了している必要があります。
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UA_OfferAttribute テーブルでオファー属性を作成する。
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Campaign データベースで生成したスクリプトを実行して、オファー・カスタム属性レポート・ビュー (UARC_OFFEREXTATTR) を更新する。
ここで、Cognos Campaign モデルに新規オファー属性を追加するには、以下の手順を実行します。
1.
Campaign モデルのバックアップを作成します。つまり、Cognos/models ディレクトリーに移動し、CampaignModel サブディレクトリーをコピーします。分散 Cognos 環境では、models ディレクトリーは、Content Manager を実行しているシステム上にあります。
2.
Framework Manager では、Campaign.cpf ファイル (プロジェクト) を開いて、「インポート・ビュー」ノードを展開します。
3.
インポート・ビュー」の下で、カスタム・オファー属性 (インポート・ビュー (Import View)」>「キャンペーン・カスタム属性 (Campaign Custom Attributes)」>「UARC_OFFEREXTATTR」) のレポート・ビューを表示する照会オブジェクトを選択します。
4.
「ツール」>「オブジェクトの更新 (Update Object)」を選択します。Cognos は、ビューのノードの下にリストされている列を最新表示して、Campaign データベース内の UARC_OFFEREXTATTR レポート・ビューに現在存在する列をすべて反映します。
5.
モデル・ビュー」を展開し、このビュー内のカスタム・オファー属性 (「モデル・ビュー」>「キャンペーン・カスタム属性 (Campaign Custom Attributes)」>「オファー・カスタム属性 (Offer Custom Attributes)」) を表すノードを選択します。
6.
オファー・カスタム属性 (Offer Custom Attributes)」ノードをダブルクリックして、「照会サブジェクト定義 (Query Subject Definition)」ダイアログ・ボックスを開きます。
7.
新規列を見つけて、「モデル・ビュー」に追加します。照会項目の名前を編集して、読みやすくします。例えば、Campaign データ・モデルの「インポート・ビュー」にある LASTRUNDATE という名前の列は、「モデル・ビュー」で「前回実行日」として表示されます。
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ビジネス・ビュー」には、「モデル・ビュー」にある「オファー・カスタム属性 (Offer Custom Attributes)」ノードへのショートカットが含まれています。これは、手動で追加することなく「ビジネス・ビュー」で現在使用可能な新規照会項目です。
8.
9.
これで、IBM Cognos Report Authoring を使用して、適切なレポートに属性を追加することができます。