手動マイグレーションでバージョン 8.6.x からアップグレードするには
この手順は、Marketing Platform バージョン 8.6.x からのアップグレードにのみ当てはまります。 これらのバージョンからの自動アップグレードはサポートされていません。
他のバージョンからのアップグレードに関する情報は、Marketing Platform のアップグレードのシナリオを参照してください。
以下のものが 1 つのディレクトリーに置かれていることを確認します。
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IBM® マスター・インストーラー
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Marketing Platform インストーラー
また、Marketing Platform のインストール済み環境が正常に機能すること、およびコマンド・ライン・ツールを実行できることも確認してください。 この手順では、Marketing Platform インストール済み環境の tools/bin ディレクトリーにある 3 つの Marketing Platform ユーティリティーを使用する必要があります。 これらのユーティリティーの使用に関する詳しい情報 (共通タスクのコマンド例を含む) は、以下から入手できます。
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1.
IBM® EMM にログインして、「設定」>「構成」ページにナビゲートし、「LDAP BaseDN 定期検索が有効」という名前のプロパティー (「Platform | セキュリティー | ログイン方法の詳細 | LDAP 同期」カテゴリー) が存在するかどうかを判別します。
この情報は後のステップで使用します。
2.
Marketing Platform システム・テーブル・データベースのバックアップを作成します。
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3.
4.
IBM® マスター・インストーラーを実行します。
IBM® マスター・インストーラーが開始します。 IBM® マスター・インストーラーで、以下のガイドラインに従います。
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Marketing Platform データベース接続情報の入力を求めるプロンプトが IBM® マスター・インストーラーから出されたら、現行の Marketing Platform システム・テーブルに関する情報を入力します。
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インストール・ディレクトリーを選択するように求めるプロンプトが IBM® マスター・インストーラーから出されたら、ルート・インストール・ディレクトリーを選択します (このルート・ディレクトリーの下にある Marketing Platform インストール・ディレクトリーではありません)。
IBM® マスター・インストーラーは Marketing Platform インストーラーを一時停止し、起動します。
5.
Marketing Platform インストーラーで、以下のガイドラインに従います。
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インストール・ディレクトリーを求めるプロンプトが Marketing Platform インストーラーから出されたら、現行の Marketing Platform インストールのディレクトリー (通常 Platform という名前) を選択します。
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「Platform の構成の実行」チェック・ボックスを選択解除します。
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Marketing Platform インストーラーの残りのすべてのステップに従い、要求されるすべての情報を入力します。
6.
すべてのインストーラーが終了した後、Marketing Platform の新規インストール済み環境で提供されている次の SQL スクリプトを、Marketing Platform システム・テーブル・データベースに対して実行します。
ManagerSchema_DB_Type_90upg.sql
DB_Type は、システム・テーブル・データベースのデータベース・タイプです。
このファイルは Marketing Platform インストール済み環境の db¥upgrade86to90 ディレクトリーにあります。
7.
upgrade86to90 バッチまたはシェル・スクリプトを実行します。これは、Marketing Platform インストール済み環境の tools¥bin¥upgrade86to90 ディレクトリーにあります。
8.
次の表の説明に従い、configTool ユーティリティーを使用して構成プロパティーをインポートします。
configTool ユーティリティーは、Marketing Platform インストール済み環境の tools/bin ディレクトリーにあります。 コマンドの例は Windows システムの場合です。
コマンドの例は Windows システムの場合です。
構成プロパティーの機能について詳しくは、「設定」>「構成」 ページのオンライン・ヘルプか、「IBM® Marketing Platform 管理者ガイド」を参照してください。
「LDAP BaseDN 定期検索が有効」というプロパティーが、「Platform | セキュリティー | ログイン方法の詳細 | LDAP 同期」カテゴリーの下に存在する場合は、このインポートをスキップしてください。 これは、この手順のステップ 1 で確認したプロパティーです。
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ファイル: Ldap_Auto_Sync_BaseDN_Settings.xml
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場所: Marketing Platform インストール済み環境の conf¥upgrade86to90 ディレクトリー
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ファイル: quicklinks_category.xml
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場所: Marketing Platform インストール済み環境の conf¥upgrade86to90 ディレクトリー
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ファイル: communication_email.xml
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場所: Marketing Platform インストール済み環境の conf¥upgrade86to90 ディレクトリー
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ファイル: notification.xml
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場所: Marketing Platform インストール済み環境の conf¥upgrade86to90 ディレクトリー
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ファイル: manager_alerts_registration.xml
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場所: Marketing Platform インストール済み環境の conf ディレクトリー
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ファイル: disablePageTagging.xml
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場所: Marketing Platform インストール済み環境の conf¥upgrade82to85 ディレクトリー
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目的: IBM® が、製品の全体的な使用傾向を記録する基本的な統計を収集できるかどうかを決定する構成プロパティーのインポート
9.
alertConfigTool ユーティリティーを使用し、次のようにして、Marketing Platform のアラートと通知を登録します。
alertConfigTool ユーティリティーは、Marketing Platform インストール済み環境の tools¥bin ディレクトリーにあります。
このユーティリティーを tools¥bin ディレクトリーから実行します。 このとき、Marketing Platform インストール済み環境の conf ディレクトリーにある Platform_alerts_configuration.xml ファイルを参照します。
コマンド例 (Windows): alertConfigTool.bat -i -f C:¥Platform¥conf¥Platform_alerts_configuration.xml
10.
以下に従って、「ヘルプ」>「バージョン情報」ページを更新します。
a.
configTool ユーティリティーを使用して、「Affinium | Manager | about」カテゴリーをエクスポートします (このカテゴリーは非表示としてマークされているため、「構成」ページには表示されません)。
例 (Windows): configTool -x -p "Affinium|Manager|about" –f C:¥Unica¥Platform¥conf¥about.xml
b.
以下のように、直前で作成したエクスポート XML ファイル (例の about.xml) を編集して、バージョン番号および表示名を変更します。
releaseNumber プロパティーを見つけ、値を Marketing Platform の現行バージョンに変更します。 以下の例の 8.0.0 をご使用の新規バージョンに変更します。
<property name="releaseNumber" type="string">
<displayNameKey>about.releaseNumber</displayNameKey>
<value>8.0.0</value>
</property>
c.
configTool ユーティリティーを使用して、変更されたファイルをインポートします。 –o オプションを使用して、ノードを上書きする必要があります。 インポートする際には親ノードを指定する必要があります。
例 (Windows): configTool –i –p “Affinium|Manager” –f “about.xml” -o
11.
IBM Marketing Platform の配置の章の説明に従って、インストール済み環境を配置して、検証します。
IBM® EMM アプリケーションをアップグレードした後、「IBM® EMM Reports インストールおよび構成ガイド」を参照して、レポート作成をアップグレードするために必要な追加の手順を実行してください。