リリース 8.6.0 以降、IBM® Scheduler は、外部アプリケーションから送信されるトリガーに応答できるようになりました。 この機能は
scheduler_console_client ユーティリティーによって使用可能になります。 このユーティリティーが発行するトリガーにより、そのトリガーを listen するようセットアップされた 1 つ以上のスケジュールを起動できます。
scheduler_console_client はバッチ・スクリプト・アプリケーションであるため、例えば別のバッチ・スクリプトを使用することにより、外部アプリケーションからこれを呼び出すことが可能です。
例えば、トリガー「T1」を listen するようにスケジュールをセットアップした場合、次のコマンドを使って scheduler_console_client ユーティリティーを実行することにより、T1 トリガーを送信できます。
scheduler_console_client.bat –v –t T1
エンタープライズ・アプリケーション内でのスケジューリングは、管理者のアクティビティーと見なされます。 scheduler_console_client ユーティリティーの実行権限を持つすべてのユーザーには、トリガーを発行する権限もあると想定されます。