Interact | general | systemTablesDataSource | loaderProperties

これらの構成プロパティは、ランタイム環境用のシステムテーブルのデータベースローダユーティリティの設定を定義します。これらのプロパティを定義する必要があるのは、データベースローダユーティリティを使用している場合だけです。

databaseName

説明

データベースローダが接続するデータベースの名前。

デフォルト値

デフォルト値は定義されていません。

LoaderCommandForAppend

説明

LoaderCommandForAppend パラメータは、Interact 内のコンタクト履歴とレスポンス履歴のステージングデータベーステーブルにレコードを付加する目的で、データベースロードユーティリティを起動するために発行するコマンドを指定します。コンタクト履歴とレスポンス履歴のデータ用にデータベースローダユーティリティを有効にするには、このパラメータを設定する必要があります。

このパラメータは、データベースロードユーティリティの実行可能ファイルかデータベースロードユーティリティを起動するスクリプトを指す、フルパス名として指定されます。スクリプトを使用すると、ロードユーティリティを起動する前に、追加のセットアップを行うことができます。

大部分のデータベースロードユーティリティでは、正常に起動するためにいくつかの引数が必要です。それらの引数には、ロード元のデータファイルと制御ファイルの指定、およびロード先のデータベースとテーブルが含まれることがあります。トークンは、コマンドの実行時に、指定されたエレメントに置き換わります。

データベースロードユーティリティを起動するときに使用する正しい構文については、データベースロードユーティリティの資料を参照してください。

このパラメータは、デフォルトでは定義されていません。

LoaderCommandForAppend で使用可能なトークンについて、次の表で説明します。

トークン	説明
<CONTROLFILE>	このトークンは、LoaderControlFileTemplate パラメータで指定されたテンプレートに従って Interact が生成した一時制御ファイルの、フルパスおよびファイル名に置き換わります。
<DATABASE>	このトークンは、Interact がデータをロードするデータソースの名前に置き換わります。これは、そのデータソースのカテゴリ名の中で使用されているデータソース名と同じものです。
<DATAFILE>	このトークンは、ロードプロセスで Interact によって作成された一時データファイルのフルパスおよびファイル名に置き換わります。このファイルは、Interact 一時ディレクトリ UNICA_ACTMPDIR に入っています。
<DBCOLUMNNUMBER>	このトークンは、データベース内の列の序数に置き換わります。
<FIELDLENGTH>	このトークンは、データベース内にロードされるフィールドの長さに置き換わります。
<FIELDNAME>	このトークンは、データベース内にロードされるフィールドの名前に置き換わります。
<FIELDNUMBER>	このトークンは、データベース内にロードされるフィールドの番号に置き換わります。
<FIELDTYPE>	このトークンは、リテラル「CHAR( )」に置き換わります。このフィールドの長さは、() の間で指定されます。使用するデータベースがフィールドタイプ CHAR を認識できない場合は、フィールドタイプに適したテキストを手動で指定して、<FIELDLENGTH> トークンを使用できます。例えば、SQLSVR および SQL2000 の場合は、「SQLCHAR(<FIELDLENGTH>)」を使用します。
<NATIVETYPE>	このトークンは、このフィールドのロード先になるデータベースのタイプに置き換わります。
<NUMFIELDS>	このトークンは、テーブル内のフィールド数に置き換わります。
<PASSWORD>	このトークンは、データソースへの現在のフローチャート接続からの、データベースパスワードに置き換わります。
<TABLENAME>	このトークンは、Interact がデータのロード先にするデータベーステーブル名に置き換わります。
<USER>	このトークンは、データソースへの現在のフローチャート接続からの、データベースユーザに置き換わります。

デフォルト値

デフォルト値は定義されていません。

LoaderControlFileTemplateForAppend

説明

LoaderControlFileTemplateForAppend プロパティは、以前に Interact で構成された制御ファイルテンプレートを指すフルパスおよびファイル名を指定します。このパラメータを設定すると、Interact はここで指定されたテンプレートに基づいて、一時制御ファイルを動的に構築します。この一時制御ファイルのパスと名前は、LoaderCommandForAppend プロパティで使用可能な <CONTROLFILE> トークンに使用できます。

Interact をデータベースローダユーティリティモードで使用する前に、このパラメータによって指定される制御ファイルテンプレートを構成する必要があります。制御ファイルテンプレートは、以下のトークンをサポートしています。これらは、Interact によって一時制御ファイルが作成されるときに、動的に置き換わります。

制御ファイルに必要な正しい構文については、使用するデータベースローダユーティリティの資料を参照してください。制御ファイルテンプレートで使用できるトークンは、LoaderControlFileTemplate プロパティのトークンと同じです。

このパラメータは、デフォルトでは定義されていません。

デフォルト値

デフォルト値は定義されていません。

LoaderDelimiterForAppend

説明

LoaderDelimiterForAppend プロパティは、Interact 一時データファイルが固定幅のフラットファイルであるか、それとも区切り文字で区切られたフラットファイルであるかを指定し、区切り文字で区切られている場合は、区切り文字として使用する文字または文字セットを指定します。

値が未定義の場合、Interact は一時データファイルを固定幅のフラットファイルとして作成します。

値を指定した場合は、空であることが分かっていないテーブルにデータを設定するためにローダが起動されたときに、その値が使用されます。Interact は、このプロパティの値を区切り文字として区切ったフラットファイルとして、一時データファイルを作成します。

このプロパティは、デフォルトでは定義されていません。

デフォルト値

有効な値

文字。必要であれば、二重引用符で囲むことができます。

LoaderDelimiterAtEndForAppend

説明

一部の外部ロードユーティリティでは、データファイルを区切り文字で区切った形式にして、各行を区切り文字で終わる必要があります。この要件に対処するには、LoaderDelimiterAtEndForAppend 値を TRUE に設定し、空であることが分かっていないテーブルにデータを設定するためにローダが起動されたときに、Interact が各行の末尾に区切り文字を使用するようにします。

デフォルト値

FALSE

有効な値

TRUE | FALSE

LoaderUseLocaleDP

説明

LoaderUseLocaleDP プロパティは、Interact がデータベースロードユーティリティによってロードされるファイルに数値を書き込むとき、小数点にロケール固有の記号を使用するかどうかを指定します。

ピリオド (.) を小数点として使用するよう指定するには、この値を FALSE に設定します。

ロケールに適した小数点記号を使用するよう指定するには、この値を TRUE に設定します。

デフォルト値

FALSE

有効な値

TRUE | FALSE