Campaign Schedule プロセスと IBM Unica Scheduler の相違点

IBM Unica Marketing の 8.0 リリースから、IBM Unica Scheduler は、フローチャート全体のスケジュール実行で Campaign Schedule に代わるものとして意図されています。IBM Unica Scheduler は、フローチャートが実際に実行されていない場合、サーバシステムのリソースを一切消費しないため、より効率的です。IBM Unica Scheduler は、フローチャート内の Campaign Schedule プロセスがフローチャートの実行中にのみ機能するときは、たとえフローチャートが実行されていない場合でも、フローチャートを開始します。

Campaign Schedule プロセスは、完全な後方互換性を維持するために、また、IBM Unica Scheduler で処理されないその他のユースケースに備えて、保存されています。例えば、Campaign Schedule プロセスを使用して Campaign トリガを送信したり、従属プロセスの実行を遅らせたりすることができます。

フローチャート実行を開始するトップレベルのプロセスとして Campaign Schedule プロセスを使用するフローチャートをスケジュールするときは、IBM Unica を使用しないでください。一般に、どちらか 1 つあれば十分です。ただし、IBM Unica Scheduler によって開始されるフローチャート内に Schedule プロセスがある場合、そのプロセスは構成どおりに機能します。後続のプロセスが実行される前に、IBM Unica Scheduler と Schedule プロセスに必要な条件が満たされる必要があります。

IBM Unica Scheduler とは異なり、Campaign Schedule プロセスは外部トリガを送信して、コマンドラインスクリプトを呼び出すことができます。IBM Unica Scheduler は、それ自体のスケジュールにのみ、トリガを送信できます。