組織では、Web アクセス制御プラットフォームを使用してセキュリティシステムを統合し、それによって Web サイトへのユーザアクセスを調整するポータルを提供します。このセクションでは、Web アクセス制御プラットフォームとの IBM Unica Marketing 統合の概要を示します。
ユーザが Web アクセス制御ポータルを介してアプリケーションにアクセスする場合、ユーザの認証は Web アクセス制御システムによって管理されます。IBM Unica Marketing と同期化された LDAP グループのメンバーでもある Web アクセス制御ユーザは、Web アクセス制御システムにログインすると、すべての IBM Unica Marketing アプリケーションに認証されます。これらのユーザには IBM Unica Marketing アプリケーションのログイン画面は表示されません。
IBM Unica Marketing アプリケーションは、ユーザ権限情報を得るために Marketing Platform へのクエリを実行します。Marketing Platform は、LDAP サーバから自動的に情報を取得する定期的な同期化タスクによって、LDAP データベースからグループとそのユーザをインポートします。Marketing Platform が LDAP データベースからユーザとグループをインポートする際、グループメンバーシップは維持されます。これらの LDAP ユーザは Web アクセス制御システムにも公開されているため、Web アクセス制御システムおよび IBM Unica Marketing は、整合したユーザのセットを参照します。
ユーザがアクセスするアプリケーション URL に対する制御を含め、追加の権限制御も、ほとんどの Web アクセス制御システムを介して利用することができます。
次の図は、IBM Unica Marketing が SiteMinder および LDAP ディレクトリサーバと連携してしてユーザの認証と権限付与を行う方法を示しています。
次の図は、IBM Unica Marketing が Tivoli Access Manager および LDAP ディレクトリサーバと連携してユーザの認証と権限付与を行う方法を示しています。
