このセクションでは、Marketing Platform ユーティリティの概要を説明します。ここには、すべてのユーティリティに適用され、個別のユーティリティの説明には含まれていない詳細事項もいくつか含まれています。
Marketing Platform ユーティリティは、Marketing Platform のインストール先の tools/bin ディレクトリにあります。
Marketing Platform は、以下のユーティリティを備えています。
|
configTool ユーティリティ- 製品登録を含む構成設定のインポート、エクスポート、および削除を行います。
|
|
|
datafilteringScriptTool ユーティリティ - データフィルタを作成します。
|
|
|
encryptPasswords ユーティリティ- パスワードの暗号化と格納を行います。
|
|
|
partitionTool ユーティリティ- パーティションのデータベース項目を作成します。
|
|
|
populateDb ユーティリティ - Marketing Platform データベースにデータを設定します。
|
|
|
restoreAccess ユーティリティ - platformAdminRole の役割を持つユーザを復元します。
|
以下は、すべての Marketing Platform ユーティリティを実行する際の前提条件です。
|
|
|
|
UNIX では、Marketing Platform が配置されているアプリケーションサーバを実行するユーザアカウントと同じアカウントで、ユーティリティを実行することをお勧めします。別のユーザアカウントを使用してユーティリティを実行する場合は、そのユーザアカウントで platform.log ファイルに書き込めるように、このファイルのファイルのアクセス許可を調整してください。そうしないと、ユーティリティはログファイルに書き込むことができず、ツールが正常に機能していても、何らかのエラーメッセージが表示される場合があります。
|
encryptPasswords 以外のすべての Marketing Platform ユーティリティは、Marketing Platform システムテーブルと対話します。これらのユーティリティは、システムテーブルのデータベースに接続するために、Marketing Platform のインストール時に提供された情報を使用してインストーラが設定する、以下の接続情報を使用します。この情報は、Marketing Platform のインストール先の tools/bin ディレクトリにある jdbc.properties ファイルに格納されています。
さらに、これらのユーティリティは、Marketing Platform のインストール先の tools/bin ディレクトリにある setenv スクリプトまたはコマンド行で設定された、JAVA_HOME 環境変数に依存しています。Marketing Platform インストーラは、setenv スクリプトに自動的にこの環境変数を設定しているはずですが、ユーティリティの実行に問題がある場合は、この環境変数を確認することをお勧めします。JDK は、Sun バージョンでなければなりません (WebLogic で利用可能な JRockit JDK などは使用できません)。
以下のオプションは、すべての Marketing Platform ユーティリティで使用可能です。
コンソールで表示するログ情報のレベルを設定します。オプションは、high、medium、および low です。デフォルトは low です。
コンソールメッセージのロケールを設定します。デフォルトのロケールは en_US です。使用可能なオプション値は、Marketing Platform が翻訳されている言語によって決まります。ISO 639-1 および ISO 3166 に従って、ICU ロケール ID を使用してロケールを指定してください。