所有者役割およびフォルダ所有者役割の使用

デフォルトでは、各セキュリティポリシーにはすべての権限を付与された 所有者役割とフォルダ所有者役割が含まれています。これらの役割は、セキュリティポリシーを作成したときにデフォルトで作成されます。これらの役割は、カスタム設計のセキュリティポリシーから削除するか、権限を変更するか、デフォルト権限を使用することができます。これらの役割の権限は、グローバルセキュリティポリシー内で変更できますが、削除することはできません。

所有者役割およびフォルダ所有者役割は、すべてのユーザに適用されます。それらの役割にユーザを割り当てる必要はありません。所有者役割は、ユーザが作成した単一のオブジェクトに適用されます。フォルダ所有者役割は、ユーザが所有するフォルダ内のすべてのオブジェクトに適用されます。

これらの役割は、ユーザの所有していないオブジェクトに対するアクセスを制限するのに便利です。例えば、セキュリティポリシー内のすべてのオブジェクトに対して読み取り権限だけを付与する読み取り専用役割を作成することもできます。すべてのユーザに読み取り専用役割を割り当てます。他の役割で権限が明示的に拒否されない限り、各ユーザは (所有者役割の下で) 自分自身のオブジェクトと (フォルダ所有者役割の下で) 自分自身のフォルダ内のオブジェクトを編集または削除できますが、他のユーザが所有するオブジェクトおよびフォルダは (読み取り専用役割の下で) 表示することだけができます。



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