グローバルセキュリティポリシー

Campaign には、デフォルトのグローバルセキュリティポリシーが含まれており、これをそのまま使用するか、組織のニーズに適合するように変更できます。独自のセキュリティポリシーを作成しない場合、Campaign で作成するオブジェクトには、デフォルトでグローバルセキュリティポリシーが適用されます。

独自のポリシーに追加してグローバルポリシーを使用するか、独自のポリシーを排他的に使用できます。グローバルポリシーは、使用しない場合でも削除できません。

作成するすべてのセキュリティポリシーは、グローバルセキュリティポリシーの下に存在します。グローバルポリシーの下で、組織内の部門ごとに別々に従業員のセキュリティポリシーを作成できます。

グローバルセキュリティポリシーには、6 つの役割が事前定義されており、必要な場合は、グローバルポリシーに役割を追加できます。事前定義された役割を削除することはできませんが、それらの役割の権限を変更できます。

事前定義された役割は、以下のとおりです。

フォルダ所有者 — すべての権限が使用可能

オブジェクト所有者 — すべての権限が使用可能

システム管理 — すべての権限が使用可能。デフォルトユーザ asm_admin には、この役割が割り当てられます。

実行 — すべての権限が使用可能

設計 — ほとんどのオブジェクトに対する読み取りおよび書き込み権限。フローチャートまたはセッションのスケジュールを設定できません。

レビュー — 読み取り専用権限

グローバルセキュリティポリシーは、所有者役割およびフォルダ所有者役割を通じて、グローバルポリシー内で他の特定の役割に割り当てられていないユーザも含め、すべてのユーザに適用されます。グローバルポリシーは常に適用されるため、例えば、ある役割にグローバルにアクセス権を拒否するために使用できます。