シナリオ 3: 部門内での制限付きのアクセス

会社のある部門内の従業員は、同じオブジェクト・セット (キャンペーン、オファー、テンプレートなど) に対する読み取り権限を必要としますが、自分自身が所有するオブジェクトと、自分自身が所有するフォルダ内のオブジェクトについてのみ、編集と削除を許可されます。

解決策

オブジェクトの読み取り権限だけを付与する読み取り専用役割を定義します。その部門のすべてのユーザをこの役割に割り当てます。デフォルトの権限を、所有者役割およびフォルダ所有者役割用に定義されたままにしておきます。

単一のセキュリティポリシーだけが必要な会社では、グローバルポリシーを使用して、すべてのユーザをレビュー役割に割り当てることができます。

各ユーザは (所有者役割の下で) 自分自身のオブジェクトと (フォルダ所有者役割の下で) 自分自身のフォルダ内のオブジェクトを編集または削除できますが、他のユーザが所有するオブジェクトおよびフォルダは (読み取り専用役割の下で) 表示することだけができます。

次の表は、このシナリオでのオブジェクト権限のサンプルのサブセットを示しています。

機能/役割	フォルダ所有者	オブジェクト所有者	レビュアー
キャンペーン
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キャンペーンを編集
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キャンペーンサマリを表示
オファー
オファーを追加
オファーを編集
オファーを削除
オファーサマリを表示