IBM Unica Marketing は、LDAP との統合により、このセクションで攻めする機能を提供します。
IBM Unica Marketing アプリケーションは、Marketing Platform へのクエリを実行してユーザ権限情報を取得します。LDAP 統合が実装されている場合、ユーザは、有効な LDAP ユーザ名およびパスワードを認証のために IBM Unica Marketing アプリケーションに入力します。
Marketing Platform は、ディレクトリサーバから自動的に情報を取得する定期的な同期化タスクによって、ディレクトリサーバデータベースからグループとそのユーザをインポートします。 Marketing Platform がサーバデータベースからユーザとグループをインポートする際、グループメンバーシップは維持されます。
LDAP グループを IBM Unica Marketing グループにマップすることによって、IBM Unica Marketing の特権を割り当てることができます。これによって、マップされる LDAP グループに追加された新規ユーザは、対応する IBM Unica Marketing グループに指定されている特権を引き継ぐことができます。
サブグループは役割を継承しますが、その親に割り当てられている LDAP マッピングまたはユーザメンバーシップは継承しないことに注意してください。
マルチパーティション環境では、ユーザが属しているグループがパーティションに割り当てられている場合、ユーザのパーティションメンバーシップはそのグループによって決定されます。1 人のユーザが所属できるのは 1 つのパーティションのみです。したがって、1 人のユーザが複数の LDAP グループに属していて、それらのグループが別のパーティションに割り当てられた IBM Unica Marketing グループに割り当てられている場合、システムはそのユーザに対して 1 つのパーティションを選択する必要があります。
この状態を回避するよう努力する必要があります。 しかし、万一この状態が起こってしまった場合、直前に LDAP グループにマップされた IBM Unica Marketing グループのパーティションが、ユーザの所属先になります。直前にマップされたのがどの LDAP なのか判別するには、「構成」領域に表示される LDAP グループマッピングを見てください。これらのマッピングは日時順に表示されるので、最新マッピングが最後にリストされています。
IBM Unica Marketing は、2 つのタイプのユーザアカウントおよびグループをサポートしています。
内部 – IBM Unica Marketing セキュリティユーザインターフェースを使用して IBM Unica Marketing 内部で作成されるユーザアカウントおよびグループ。これらのユーザは Marketing Platform によって認証されます。
外部 – サポートされる LDAP サーバとの同期化によって IBM Unica Marketing にインポートされるユーザアカウントおよびグループ。この同期化が行われるのは、IBM Unica Marketing が LDAP サーバと統合されるよう構成されている場合のみです。これらのユーザは、LDAP サーバによって認証されます。例えば、顧客を LDAP サーバに完全な企業ユーザとして追加せずに IBM Unica Marketing アプリケーションへのアクセス権限を顧客に与えたい場合、両方のタイプのユーザおよびグループを作成することができます。
このハイブリッド認証モデルを使用する際は、純粋な LDAP 認証モデルの場合より多くのメンテナンスが必要になることに注意してください。
IBM Unica Marketing を LDAP サーバと統合するように構成した場合、ユーザおよびグループは事前定義された間隔で自動的に同期化されます。
この自動同期化中は、前回の同期化以降に作成または変更されたユーザおよびグループ (構成で指定されているもの) のみが IBM Unica Marketing に組み込まれます。IBM Unica Marketing の「ユーザ」領域の同期化機能を使用して、すべてのユーザおよびグループを強制的に同期化することができます。
IBM Unica Marketing Platform
8
|
Copyright IBM Corporation 2011. All Rights Reserved.
|
For more information, see our support and community site: Customer Central
|
|