Marketing Platform へのディレクトリサーバ資格情報の格納

ご使用のディレクトリサーバが特定アクションを許可していない場合は、以下の手順に示すように、ディレクトリのユーザ名とパスワードを持つ IBM Unica Marketing ユーザアカウントを構成する必要があります。

1.	管理者権限を持つユーザとして IBM Unica Marketing にログインします。

2.	Marketing Platform と同期化される LDAP サーバ内のユーザおよびグループ情報のすべてに対して読み取り権限を持つユーザのディレクトリサーバ資格情報を入れる、IBM Unica Marketing ユーザアカウントを選択または作成します。以下のガイドラインに従ってください。

後のステップで、「LDAP 資格情報の Unica ユーザ」構成プロパティの値をこの IBM Unica Marketing ユーザアカウントのユーザ名に設定します。 このプロパティのデフォルト値は asm_admin で、個々の新規 Marketing Platform インストールに存在するユーザです。asm_admin アカウントを、ディレクトリサーバ資格情報を保持するために使用できます。

この IBM Unica Marketing ユーザアカウントのユーザ名は、どのディレクトリサーバユーザのユーザ名とも一致しない名前でなければなりません。

3.	以下のガイドラインに従って、この IBM Unica Marketingユーザアカウントのデータソースを追加します。

フィールド	ガイドライン
データ・ソース名	任意の名前を入力できますが、後のステップで、「LDAP 資格情報のデータソース」プロパティの値をこのデータソース名に一致させる必要があることに注意してください。このデフォルト値に一致させるには、データソースの名前を LDAPServer にします。
データソースログイン	IBM Unica Marketing と同期化されるすべてのディレクトリサーバのユーザおよびグループ情報に対して読み取り権限を持つ管理ユーザの識別名 (DN) を入力します。 DN は以下のようになります。 uidcn=user1,ou=someGroup,dc=systemName,dc=com
データソースパスワード	ディレクトリサーバに対する検索権限を持つ管理ユーザのパスワードを入力します。