セキュリティポリシーについて

セキュリティポリシーは、Campaign でのセキュリティを規定する「ルールブック」であり、ユーザがアプリケーション内でアクションを実行するたびに、参考にされます。セキュリティポリシーはパーティションごとに作成されます (パーティションをまたいでセキュリティポリシーが共有されることはありません)。Campaign では、1 つのパーティションに複数のセキュリティポリシーを持たせることができます。

セキュリティポリシーは、管理者が定義する複数の役割から構成され、各役割には、ユーザが実行できるアクションとユーザがアクセスできるオブジェクトを決定する一連の権限が含まれています。管理者は、ユーザに役割を直接割り当てるか、グループに役割を割り当てることができます (それらのグループ内のユーザには、その役割が割り当てられます)。

トップレベルフォルダ内にキャンペーンまたはオファーなどのオブジェクトを作成するときは、オブジェクトにセキュリティポリシーを適用します。また、トップレベルフォルダを作成するときは、そのフォルダにセキュリティポリシーを適用し、そのフォルダ内に作成されたオブジェクトまたはサブフォルダは、フォルダに適用されたセキュリティポリシーを継承します。

オブジェクトまたはフォルダにセキュリティポリシーを適用すると、さまざまなユーザグループが使用できるよう、Campaign 内のオブジェクトを分離できます。例えば、セキュリティポリシーを構成することにより、あるポリシーに属するユーザが他のポリシーに関連付けられたオブジェクトにアクセスできないよう、さらには表示さえできないようにすることもできます。

管理者は独自のセキュリティポリシーを作成するか、Campaign に組み込まれているデフォルトのグローバルセキュリティポリシーを使用できます。