テンプレート・テーブルの作成

Optimize でセッションを作成するときに、テンプレート・テーブルを選択できます。セッションのテンプレート・テーブルを選択した場合、PCT および OCT には以下の項目が含まれます。

次のテーブルにも含まれる項目を最適化テンプレート・テーブルに含めないでください。

Optimize セッションに対して選択したオーディエンス・レベル。オーディエンス・レベルとして「顧客」を選択し、そのオーディエンス・レベルに CustomerID という項目が含まれている場合は、同じ名前の項目をテンプレート・テーブルに含めないでください。

UACO_PCTBase テーブル。例えば、ScorePerOffer や CostPerOffer という名前の Optimize テンプレート・テーブル項目は含めないでください。これらの項目は UACO_PCTBase テーブルの項目だからです。

項目名を繰り返すと、Optimize が ContactHistory テーブルから情報を取り出すときに混乱が生じる恐れがあります。

Optimize セッションで使用する可能性のあるすべてのカスタマイズ項目を含んだ物理データベース・テーブルを 1 つ作成してください。これは、それぞれが項目の特定の対を含んだ別個の物理テーブルをセッションごとに作成するよりも望ましい手法です。例えば、最適化テンプレート・テーブルを 2 つ (1 つには項目 A、C、E、もう 1 つには項目 B、D がそれぞれ含まれる) 作成する代わりに、項目 A、B、C、D、E があるデータベース・テーブルを 1 つ作成するほうが好都合です。

その後、目的の順列を含んだ標準データベース・ビューを、同じ物理テーブルに基づいて作成できます。作成した各ビューは、最適化セッションで使用できる別個の最適化テンプレート・テーブルを表します。

顧客 ID をそれぞれの個別パッケージに再分割するために、最適化後フローチャートにセグメント・プロセスを組み込まなければならない場合もあります。パッケージは最適化プロセスから生じます。セグメント化するための項目として最適化プロセスつまりパッケージを選択するには、最適化プロセスを表す項目を最適化テンプレート・テーブルに含める必要があります。例えば、OptimizeProcess という項目を最適化テンプレート・テーブルに組み込み、セグメント化するための項目として後で選択することができます。

PCT テンプレートには ScorePerOffer 項目が既定で含まれており、この項目は最適化セッションでスコアを割り当てるときに使用できます。ただし、Optimize は最適化セッションで、テンプレート・テーブルの任意の数値項目をスコアに使用できます。 ScorePerOffer 項目のデータ型は float です。別のデータ型をスコアに使用しなければならない場合は、テンプレート・テーブルに列を作成するか、または既存のスコア列を編集する必要があります。スコアのタイプがいくつかあり、それらを比較して特定の Optimize セッションに最適なものを判別する場合もあります。可能なさまざまなスコア項目をテンプレート・テーブルに作成することにより、最適化セッションの構成時に、参加するキャンペーンとフローチャートのそれぞれを再実行せずにスコア・タイプを切り替えることができます。