Aの後にBを送らないルール

Aの後にBを送らないルールでは、1つのオファーを受け取ったばかりの顧客が別のオファーを一定期間受け取らないように設定できます。ただし、2番目のオファーを受け取った顧客が最初のオファーを受け取らないようにすることはできません。 このルールは単方向のルールです。つまり、オファーが抑制されるのは1つの順序に関してのみです。これに対して、AとBを共に送らないルールは双方向です。つまり、AとB、BとAのようにその順序に関わらず、オファーを共に送ることはできません。 Aの後にBを送らないルールは、顧客セグメント、チャネル、オファーセットで絞り込むことができます。

顧客とサービスの観点から見てオファーの順序に意味を持たせるには、このルールを使用します。 たとえば、オファーを低いレベルと高いレベルにわけて、高いレベルのオファーを受け取る顧客は、その後30日以内に低いレベルのオファーを受け取ることができないようにします。

次に、このルールを使用して適用できる特定の制約の例を示します。

価値の高いオファーの後でそれよりも価値の低いオファーを送らない。 たとえば、10,000マイルのマイレージサービスのオファーを送った後で5,000マイルのオファーを送りません。

肯定的なオファーを送った後で否定的なオファーを送らない。 たとえば、信用度の低下により個人のクレジットカードの上限を下げた2、3日後にクロスセルオファーを送りません。