ルール例外の定義

項目	値
期間経過	指定した期間は、指定されている持続時間のすべての期間にルールを適用します。 持続時間は日数で表します。 つまり、ルールは、指定されたどの期間に対してもtrueでなくてはなりません。 たとえば、30日の間に任意の顧客に最大で3件のオファーを送ることができるというルールを作成した場合、Optimizeは、どの30日間でも、最適化されたオファー(コンタクト履歴に既に示されているオファーも含む)が3を超えないようにします。 このような"スライド"または"ローリング"期間により、オファー提示戦略を確実に制御できるようになります。 0は、"この最適化期間"を指し、このOptimizeセッションのすべての参加キャンペーンにおける、推奨コンタクトの時間範囲全体(つまり、PCTで最古の推奨日と、最新の推奨日の間)に行われた最小オファー数および最大オファー数を設定します。 値0が使用される場合、期間の「スライド」は行われません(最適化期間全体が、1つの時間枠として見なされます)。 加えて、コンタクト履歴も考慮されません。 Optimizeセッションの期間は、例外よりもはるかに長いことが多いので、期間に0を選択することはめったにありません。
複数日	この例外の開始日と終了日を選択します。 1日の場合は、たとえば2011年1月1日-2011年1月1日など、開始日と終了日を同じ日にします。該当する場合は、[この例外は毎年これらの日付に再び発生します]を選択します。 たとえば、毎年元日に人員の配置が少ない場合は、このチェックボックスを選択します。 このチェックボックスは、指定日(1月1日など)に対して使用でき、複数の日付に対しては使用できません(11月の第3木曜日など。この場合、毎年適切な日付を設定する必要があります)。
範囲	このルール例外の最小および最大キャパシティを入力します。 既定値は親ルールから継承されます。 これらの値は、親ルールと同じルールに従います。たとえば、最小の制約を満たすことができないなどです。

ルール例外の例

テレマーケティングの最小/最大オファールールで、冬休みの間、毎週の電話の数を増やすとします。

親ルール: 「オファー/オファーリスト「 任意のオファー」に関してチャネル「 テレマーケティング」から 7日間に送信されるオファー数は、最小 0～最大 2,000件にする。」

ルール例外: 「開始日 2011年12月1日～終了日 2011年12月24日の期間のうち 7日間は、最小 1500～最大 3500とする。」このルールは、12月1日から12月24日までの電話の回数を増やします。 開始日は毎年変わらないので、[この例外は毎年これらの日付に再び発生します]を選択します。

電子メールマーケティングキャンペーンの最小/最大オファールールで、冬休みの直後に送信する電子メールの数を減らすとします。

親ルール: 「オファー/オファーリスト「 任意のオファー」に関してチャネル「 電子メール」から 30日間に送信されるオファー数は、最小 0～最大 30件にする。」

ルール例外: 「開始日 2011年1月1日～終了日 2011年1月31日までの 30日間にわたり、最小は 0、最大は 15とする。」このルールは、1月中に送信される電子メールの数を減らし、冬休みの後のコンタクトの負担を軽減します。 開始日は毎年変わらないので、[この例外は毎年これらの日付に再び発生します]を選択します。