最小/最大オファーキャパシティ数ルールの定義

項目	値
チャネルからのオファーの総数	[任意のチャネル]は、配布チャネルにかかわらず、制限をオファーに適用します。 チャネル名は、このルールを、指定したチャネルのオファーに制限します。
期間経過	指定した期間は、指定されている持続時間のすべての期間にルールを適用します。 持続時間は日数で表します。 つまり、ルールは、指定されたどの期間に対してもtrueでなくてはなりません。 たとえば、30日の間に任意の顧客に最大で3件のオファーを送ることができるというルールを作成した場合、Optimizeは、どの30日間でも、最適化されたオファー(コンタクト履歴に既に示されているオファーも含む)が3を超えないようにします。 このようにして期間を"スライド"させることにより、オファー提示戦略を確実に制御できるようになります。 0は、"この最適化期間"を指し、このOptimizeセッションのすべての参加キャンペーンにおける、推奨コンタクトの時間範囲全体(つまり、PCTで最古の推奨日と、最新の推奨日の間)に行われた最小オファー数および最大オファー数を設定します。 値0が使用される場合、期間の「スライド」は行われません(最適化期間全体が、1つの時間枠として見なされます)。 加えて、コンタクト履歴も考慮されません。
オファー/オファーリストについて	[任意のオファー]は、オファーにかかわらず、キャパシティの限界を適用します。 [オファー/オファーリスト]は、このルールを、選択されたオファーまたはオファーリストに制限します。
範囲	[最小]は、送信したいオファーの最小数を指定します。Optimizeは、制約を考慮しながら、可能であれば、最小でこの数のオファーを送信するようオファーを最適化します。 このため、最小数になることはほとんど不可能です。 たとえば、最小で10,000件のオファーXを送信することを指定するルールがあるとします。 この最小数は、次のいずれかの状況では達成できません。 PCTに含まれるコンタクト数が10,000件以下。 PCT内の、オファーできるコンタクトが10,000件に満たない。たとえば、AとBを共に送らないルールによってコンタクトが制限されている場合。 Optimizeは、制約を考慮に入れながら、可能な限り多くのオファーを送信します。 [最大]は、送信したいオファーの最大数を指定します。 これは、指定された期間内にOptimizeが許可する、このタイプのオファー/チャネル、またはオファーリスト/チャネルの組み合わせを表します。

最小/最大オファーキャパシティ数ルールの例

「オファー/オファーリスト「 任意のオファー」に関し、チャネル「 テレマーケティング」から 1日に出されるオファー数は 最小0～最大3,000でなくてはならない。」このルールは、最適化コンタクトリストのテレマーケティングコールの数を、1日に3,000件に制限します。

「オファー/オファーリスト「 プラチナカード」に関し、チャネル「 任意のチャネル」から 30日間に出されるオファー数は 最小0～最大50,000でなくてはならない。」このルールは、最適化コンタクトリストのプラチナカードオファーの数を、1回あたり30日のローリング期間に50,000件に制限します。

「オファー/オファーリスト「 プラチナカード」に関し、チャネル「 テレマーケティング」から 7日に出されるオファーの合計数は、 最小5,000～最大15,000の範囲でなくてはならない。」このルールは、Optimizeは、1回あたり7日間のローリング期間に、少なくとも5,000件、最大で15,000件のプラチナカードのテレマーケティングコールを、最適化コンタクトリストに追加します。