Optimizeの使用

Optimizeを使用して、キャンペーン間で最適なコミュケーション戦略を判断する手順は、以下のとおりです。

1.	(オプション)Optimizeテンプレートテーブルを作成する場合は、Campaignシステムテーブルデータベース上にこのテーブルを作成します。

2.	適用するルールと制約を含むOptimizeセッションを作成します。

1つのOptimizeセッションを作成して、そこで、最適化するすべてのキャンペーンを処理することができます。 または、キャンペーンのタイプごと、コミュニケーションチャネルごと、または業種ごとに別々のOptimizeセッションを作成することもできます。 1つのOptimizeセッションの範囲が広ければ広いほど、業務全体における真の最適化をしなければならなくなります。 ビジネスルールと制約を指定し、レスポンス率などのスコアを利用することにより、各顧客コンタクトの値が最大化する最適なコミュニケーション戦略を決定することが可能になります。

3.	1つ以上の最適化プロセスで構成されるフローチャートを持つキャンペーンをセットアップします。

最適化プロセスを構成するときに、プロセスに関連付けるOptimizeセッションを選択します。 対象コンタクトが、選択したOptimizeセッションのPCTに、関連付けられているオファーと共に書き込まれます。

4.	前の手順で示したキャンペーンに別のフローチャートをセットアップします。

このフローチャートで、Optimizeセッションから最適化コンタクトを取得し、コンタクトリストに対してマーケティングコミュニケーションを実行します。

5.	最適化プロセスを含むフローチャートを実行します。

フローチャートを実行すると、CampaignがPCTへの書き込みを行い、Optimizeは推奨コンタクトとオファーのリストにアクセスできるようになります。 複数のキャンペーンがある場合、各キャンペーンマネージャが自分の担当のCampaignセッションを実行して、最適化用の推奨コンタクトリストを作成する必要があります。

6.	Optimizeセッションを本番実行し、最適化コンタクトリストを生成します。

ルールと最適化結果のレビューは、特に最初の段階では、繰り返し行うプロセスになります。 レビューにより、各キャンペーンマネージャの目標を果たすようにルールまたは初期選択基準を変更することができます。 調整が必要な場合は、セッションの定義、ルール、およびスコア(Optimize内で内部スコアテーブルを使用している場合)を編集できます。Campaignマネージャも、Optimizeにコンタクトまたはスコアを送信するフローチャートを変更してから、そのフローチャートを再度実行することができます。

7.	Optimizeセッションから最適化されたコンタクトリストを取得し、マーケティングコミュニケーションを送信するフローチャートをトリガするか、手動で実行します。