ここでは、Optimizeを使用する前に理解しておくべき重要な概念について説明します。
1つのPCTに、複数のフローチャートまたはキャンペーンからの推奨コンタクトを含めることができます。
PCTの列は、Campaignで定義され、Optimizeセッションで選択されているオーディエンスレベル、UACO_PCTBASEテーブル内の事前定義済み項目、およびOptimizeテンプレートテーブルで定義されている列(OptimizeセッションでOptimizeテンプレートテーブルを選択している場合)で構成されます。
最適化されたコンタクトテーブル(OCT)とは、Optimizeが最適化ルールと制約をPCTに適用した後に生成される、コンタクトおよび関連付けられているオファーのリストのことです。
最適化期間は、OCTのコンタクト日付項目で指定されている日付により決定されます。これは、最適化プロセスの[指定]タブで入力されます。
最適化プロセス中、このテーブルに作成した列は(定義済みのデータ型とサイズで)自動的に、UACO_PCTBASEテーブルに含まれる基本PCT項目に追加されます。 これらの項目は、Campaignフローチャートにより入力され、その後Optimizeによるルールの中で使用されます。
これらの項目はOCTには追加されません。ただし、OCTはPCTを参照するので、最適化後フローチャートの追加項目からデータを抽出することはできます。
テンプレートテーブルに追加できる情報(列)の例としては、ベンダー名、年齢、アカウントタイプなどがあります。 この情報は、会社の業務によって異なります。 この例に基づいて、AccountTypes = "Good Standing"のみ「クレジットオファー」を受けることができる附加ルールを設定することなどが可能です。
マーケティングキャンペーンに、次の方法でOptimizeセッションを関連付けます。
同じOptimizeセッションは、複数のフローチャートとキャンペーンから推奨コンタクトを受け取ることができます。
ルールを理解するには、この例を参照してください。 ゴールドクレジットカードオファーは、プラチナクレジットカードオファーの90日以内は送信できません。
顧客—顧客はマーケティング可能なあらゆるエンティティを表します。 各実装において、顧客は、個人、世帯、アカウント、またはCampaignで定義されているその他のオーディエンスレベルになります。
インタラクション—1人の顧客に対する1つのオファーのコミュニケーション。 これはコンタクトと同じ意味です。
オファー—特定の日付に、あるコンタクトチャネルを使って顧客に送信するプロモーション目的などのメッセージ(たとえば、クレジットカードの低金利や、ある小売店での特定割引についてのクーポンなど)。
チャネル—コンタクトする方法、コンタクトされる方法、またはキャンペーンの一部として顧客または見込み客とやり取りする方法。 たとえば、ダイレクトメール、テレマーケティング、Fax、顧客サービスまたは顧客サポート、店頭マーケティング、電子メール、Webサイトなどです。
パッケージ—同時に同じチャネルで配布される、Campaignで同じコンタクトプロセスから同じ顧客に送信されるすべてのオファー。 1つのパッケージは、受信者への1つの「邪魔なもの」を表しますが、複数のコミュニケーションまたはオファーを含むことができます。 たとえば、1冊のクーポン冊子に収められている複数のクーポンや同じメールで提供される複数のオファーなどがこれに当たります。 コンタクトの負担制約は、オファーよりパッケージに基づきます。 たとえば、マーケティング会社は、パッケージに基づいて、見込み客が受信するダイレクトメール数を制限します。 場合によっては、オファーがどのようにパッケージ化されているかに関係なく、個人が受け取る合計オファー数を制限することが必要な場合もあります。
IBM Unica Optimize
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