スイートとしてインストールされる IBM® EMM 製品は同じネットワーク・ドメインにインストールする必要があります。これは、クロスサイト・スクリプティングで生じ得るセキュリティー・リスクを制限することを目的としたブラウザー制限に準拠するためです。
スイート内の IBM® EMM アプリケーションは、専用の Java™ 仮想マシン (JVM) に配置しなければなりません。
IBM® EMM 製品は、Web アプリケーション・サーバーによって使用される JVM をカスタマイズします。JVM に関連するエラーが発生する場合、
IBM® EMM 製品専用の
Oracle WebLogic または WebSphere®ドメインを作成する必要があります。
IBM® EMM 製品をインストールするには、製品をインストールする環境全般に関する知識が必要です。 この知識には、オペレーティング・システム、データベース、および Web アプリケーション・サーバーに関する知識が含まれます。
UNIX™ の場合、
IBM® 製品のすべてのインストーラー・ファイルはフル権限 (例えば、rwxr-xr-x) が必要です。
IBM® EMM 製品をインストールするコンピューターに
JAVA_HOME 環境変数が定義されている場合、サポートされる JRE のバージョンがこの変数で指定されていることを確認してください。 システム要件について詳しくは、「
Recommended Software Environments and Minimum System Requirements」ガイドを参照してください。
JAVA_HOME 環境変数が JRE 1.6 を指していることを確認します。
JAVA_HOME 環境変数が正しくない JRE を指している場合、
IBM® EMM インストーラーを実行する前に、その
JAVA_HOME 変数をクリアする必要があります。
環境変数をクリアした後、IBM® EMM インストーラーは、インストーラーにバンドルされている JRE を使用します。 インストールが完了した後で、環境変数をリセットすることができます。
何らかの IBM® EMM 製品をインストールする前に、
Marketing Platform をインストールする必要があります。 一緒に機能する製品のグループごとに、
Marketing Platform を 1 回だけインストールする必要があります。 各製品インストーラーは、必要な製品がインストールされているかどうかを検査します。 ご使用の製品またはバージョンが
Marketing Platform に登録されていない場合、インストールを続行する前に、
Marketing Platform をインストールまたはアップグレードすることを求めるメッセージが表示されます。
「設定」>「構成」ページにいずれかのプロパティーを設定するには、その前に、
Marketing Platform がデプロイされ、稼働していなければなりません。