承認の締切日
承認の締切日を算出する方法は、必須レビュー担当者の場合と任意指定のレビュー担当者の場合とで異なります。
任意指定のレビュー担当者の場合、締切日は、承認が送信された日付に、レビュー担当者に対して指定された期間を加算して算出されます。プロセス内でのレビュー担当者のシーケンスとは無関係です。
必須承認者の締切日には、任意指定のレビュー担当者の期間は含まれません。締切日は、以下のように計算されます。
承認送信日
+ 先行する必須承認者の期間の合計
+ この必須承認者の期間
= 現在の承認者の締切日
例えば、3 人の必須承認者がそれぞれ順に承認し、各承認者の期間が 1 日である場合、3 番目の承認者の締切日は、承認を送信してから 3 日後になります。
並列的に作業する (つまり、プロセス内で同じシーケンス番号を持つ) 承認者の期間は、以下のように計算されます。
期間は 1 回カウントされ、合計されません。
期間の長さが異なる場合は、最も長い期間が使用されます。
例えば、以下のように構成された承認プロセスを考えます。
承認送信日: 2008 年 8 月 25 日 03:00 PM
ターゲット締切日: 2008 年 8 月 30 日 05:00 PM
4 人の承認者:
この例のシーケンスおよび期間
承認者
シーケンス
期間
必須かどうか
A
1
01D-00H-00M
はい
B
2
01D-00H-00M
はい
C
2
01D-00H-00M
はい
D
3
01D-00H-00M
はい
各承認者の締切日は、以下のとおりです。
承認者 A: 2008 年 8 月 26 日 03:00 PM
承認者 B: 2008 年 8 月 27 日 03:00 PM
承認者 C: 2008 年 8 月 27 日 03:00 PM
承認者 D: 2008 年 8 月 28 日 03:00 PM
ここで、承認者 C の期間が 2 日だった場合、C の締切日は 8 月 28 日になり、D の締切日は 8 月 29 日になります。つまり、承認者 A と D の間の期間は、2 日ではなく 3 日になります。
日付を計算するときには、システム全体の休業日設定が考慮されます。この設定の値によっては、週末またはその他の非営業日も計算に含まれることがあります。
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