ステップ: 手動によるデータベースのアップグレード (必要な場合)
IBM® インストーラーでは、アップグレード中に Marketing Operations データベースをアップグレードできますが、そのような方法でデータベースをアップグレードすることが自社の方針で許可されていない場合は、データベース・セットアップ・ユーティリティー (umodbsetup) を使用して、データベース・テーブルを手動でアップグレードする必要があります。
umodbsetup ユーティリティーにより、以下のいずれかを実行します。
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オプション 1: Marketing Operations データベースでシステム・テーブルをアップグレードし、必要なデフォルト・データをシステム・テーブルに追加します。
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環境変数の構成
umodbsetup ユーティリティーを実行する前に、以下の手順を実行して、環境変数を適切に構成します。
1.
<IBM_EMM_Home>¥<MarketingOperations_Home>¥tools¥bin ディレクトリーで、setenv ファイルを見つけ、テキスト・エディターで開きます。
2.
JAVA_HOME 変数が正しい Java インストール・ディレクトリーを示しており、DBDRIVER_CLASSPATH 変数の最初の項目が JDBC ドライバーであることを確認します。この環境変数の設定について詳しくは、JAVA_HOME 環境変数の確認を参照してください。
3.
4.
<IBM_EMM_Home>¥<MarketingOperations_Home>¥tools¥bin ディレクトリーで、umo_jdbc.properties ファイルを見つけて開きます。
5.
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6.
データベース・セットアップ・ユーティリティーの実行
コマンド・プロンプトまたは UNIX シェルで、<IBM_EMM_Home>¥<MarketingOperations_Home>¥tools¥bin ディレクトリーに移動します。umodbsetup ユーティリティーを実行し、自身の状況に必要なパラメーターに適切な入力データを指定してください。
例えば、次のコマンドは、アップグレードを実行し、ロケールを en_US に設定して、ロギング・レベルを medium に設定します。
./umodbsetup.sh -t upgrade -L en_US -l medium
ユーティリティーについて指定できるすべての変数の説明は以下のとおりです。
umodbsetup.sh ユーティリティーの変数
例: -f -b 9.0.0.0
アップグレードの場合のみ。データベースで検出される基本バージョンをオーバーライドして、-b 変数で指定された基本バージョンがユーティリティーで使用されるようにします。-b 変数の説明を参照してください。
umodbsetup ユーティリティーによって実行されるアクションからの出力を umo-tools.log ファイルに記録します。このファイルは <IBM_EMM_Home>¥<MarketingOperations_Home>¥tools¥logs ディレクトリーにあります。 この変数はロギング・レベルを指定します。
ロギング・レベルは、highmedium、または low に設定できます。
スクリプトを <IBM_EMM_Home>¥<MarketingOperations_Home>¥tools ディレクトリー内のファイルに出力します。このファイルは後で手動で実行することができます。このオプションは、データベース・クライアント・アプリケーションからスクリプトを実行する必要がある場合に使用してください。この変数を使用すると、スクリプトが umodbsetup ツールによって実行されなくなります。
データベース・インストールのタイプ。有効な値は fullupgrade です。 例えば、-t full とします。
データベース・スクリプトの手動での実行 (必要な場合)
-m 変数を使用してスクリプトを出力し、データベース・クライアント・アプリケーションから実行できるようにしてある場合は、ここで、そのスクリプトを実行してください。
システム・テーブルをアップグレードしてデータを追加する前に plan.war ファイルを配置しないでください。