サーバー・サイドの ID 生成およびプロジェクト属性の検証
プロジェクト、計画、またはプログラムを保存するときに、テンプレートをセットアップし、カスタム・ルーチンを使用してプロジェクト ID を生成し、生成された ID を含め、「サマリー」タブで値を検証することができます。
カスタム ID ジェネレーターを定義するには、com.unicacorp.uap.project.helper.PidGenerate インターフェースを実装する Java クラスを作成する必要があります。 その後、テンプレート定義内に、pidGenClass 属性の値として Java クラス名を指定し、pidprefix 属性を使用してその生成された ID に追加する任意の接頭部を指定できます。 同様に、プロジェクト、計画、またはプログラムの属性値を検証するカスタム・ルーチンを定義することもできます。 カスタム検証ルーチンを定義するには、次のインターフェースを実装する Java クラスを作成する必要があります。 com.unicacorp.uap.common.template.IdValidate
その後、プロジェクトのテンプレート定義内に、validateClass 属性の値として Java クラス名を指定できます。
サーバー・サイドの ID 生成の例
例えば、オファー・マーケティング・オブジェクト・テンプレートがあり、このテンプレートから作成されるすべてのオファーに対してカスタム・コードを生成する必要があるとします。 このコードには、以下のような特性がなければなりません。
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これを行うには、以下のステップを実行します。
1.
CustomComponentPidGenerateImpl.java という名前のカスタム Java 実装を作成します。
以下の点に注意してください。
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この実装では、IDRange.properties というファイルを使用して、カスタム ID の最小値と最大値が保持されます。
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これは、CUST_GENIDS というデータベース表を使用し、クラスを使用してカスタム ID を生成するオブジェクト・タイプごとに、カスタム ID の現行値を保持します。
2.
3.
このクラス・ファイルを、Marketing Operations インストール・ディレクトリーの次のフォルダーにコピーします。
¥unwar¥WEB-INF¥classes¥com¥unica¥uap¥component¥helper
4.
IDRange.properties という名前のファイルを作成し、このファイルに次のテキストを追加します。
mktOBJId.min=900001
mktOBJId.max=999999
5.
このファイルを、Marketing Operations インストール・ディレクトリーの ¥unwar¥WEB-INF フォルダーにコピーします。
6.
データベース管理プログラムを使用して、以下の列を含む CUST_GENIDS という名前のテーブルを作成します。
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7.
8.
9.
「ID 生成クラス」フィールドに、カスタム・クラスを指定します。 以下に示すように、完全修飾クラス名または正規名を使用します。
CustomComponentPidGenerateImpl
最初の「customIDs」マーケティング・オブジェクトを作成する場合は、この ID が 900001 であることに注意してください。