セキュリティー・ポリシーのインポート結果
セキュリティー・ポリシーをインポートすると、インポート・プロセスでは、選択された各ポリシーの固有の識別子がターゲット・システムに存在するポリシーと比較されます。ターゲット・システムにセキュリティー・ポリシーが存在しない場合、インポート・プロセスでは、アーカイブ内のオブジェクト・レベルおよびテンプレート・レベルの権限設定をすべて使用してセキュリティー・ポリシーが作成されます。ターゲット・システムに存在するセキュリティー・ポリシーの場合、インポート・プロセスではポリシーのすべての値が上書きされ、すべてのユーザーの役割と関連付けが削除され、そのうえで、アーカイブからターゲット・システムにすべてのユーザーの役割がコピーされます。
また、インポート・プロセスでは、ターゲット・システムで追加または更新されたすべてのセキュリティー・ポリシーについて以下が行われます。
オブジェクト・レベルの関数設定がターゲット・システムにコピーされます。
アーカイブ内の関連するテンプレート・レベルのセキュリティー・ポリシー設定がターゲット・システムのテンプレートと比較してチェックされ、存在するすべてのプロジェクト・テンプレートまたはコンポーネント・テンプレートのテンプレート・レベルのセキュリティー・ポリシー設定がコピーされます。
アーカイブ内のユーザー・データを調べてターゲット・システムに存在するユーザーがあるかチェックされ、存在するユーザーのユーザーの役割割り当てがコピーされます。
アーカイブ内のグループ・データを調べてターゲット・システムに存在するグループがあるかチェックされ、存在するグループの役割のグループ可視性がコピーされます。
アーカイブ内のチーム・データを調べてターゲット・システムに存在するチームがあるかチェックされ、存在するチームの役割のチーム可視性がコピーされます。
Copyright IBM Corporation 2013. All Rights Reserved.