「計画予算サマリー (Plan Budget Summary)」テーブル
計画の予算タブの一番上のテーブルである「計画予算サマリー (Plan Budget Summary)」テーブルは、計画および計画に含まれるプログラムで支出することが予想される資金を合計します。「計画予算サマリー (Plan Budget Summary)」テーブルは、計画全体の財務を監視します。
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「計画予算」は、合計の予算金額です。
合計ビューでは、「計画予算サマリー (Plan Budget Summary)」テーブルには計画の存続期間全体の合計予算が表示され、詳細ビューでは合計予算を、現在選択されている会計年度の増分に分割します。必要な場合は「サマリー」タブの会計年度を変更します。
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「プログラム割り当て」には、計画のすべてのプログラムの合計予算が表示されます。
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「予測合計」は、計画全体で予測されるすべての支出です。
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「コミット済み合計」は、現時点までに計画内で表明されたすべての金額です。この金額はまだ支出されていませんが、コミット済み合計は計画が中止された場合でも発生するコストを表します。
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「実績合計」は、計画に関してこれまでに支出されたすべての資金です。IBM® Unica® Marketing Operations は、請求書機能を使用して、支出された実績金額を計算します。この合計は、支出の計画から実際に請求を支払うまでの時間のずれによって、多くの場合他の合計よりもかなり低くなります。
「残り」列
各行の「残り」の列は、「計画予算」と「金額」列のエントリーの差です。 例えば、IBM® Unica® Marketing Operations では計画予算から予測合計を減算することによって、予測の残りを計算します。
単純な減算による計算ですが、「残り」列は、計画の予算の財務状態についての上位情報と潜在的な警告を提供します。残りの列では、割り当て済みまたは使用が計画されている金額、他の支出に使用できる残りの金額、未実施の活動をキャンセルした場合に回収できる金額について要約します。
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「プログラム割り当て」行の「残り」列は、計画所有者が既存のプログラムあるいはまだ作成されていないプログラムに分配するために残している金額を表します。子プログラムへの資金の割り当ての合計が計画の合計予算を超過すると、残りはマイナスになり、プログラムを正しく完了するためには計画に追加の資金が必要になります。
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「予測合計」行の「残り」列は、現在の予測が正確な場合に、計画所有者に残る金額を示します。数値がマイナスの場合、予想されるコストで実行するには計画に追加の資金が必要になります。
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「コミット済み合計」行の「残り」列は、計画と、計画のすべてのプログラムおよびプロジェクトがキャンセルされた場合に、計画所有者に残る金額を示します。予算が引き締められるような場合に、計画所有者は、関連するプログラムの実行を継続しないときに回収できる金額を理解する必要があります。
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「実績合計」行の「残り」列は、計画所有者が現時点で持つ実際の残高を表します。この数値はキャッシュ・フローの監視に役立ちますが、費用計画と請求書の支払の間に時間のずれがあるため、多くの場合予測合計またはコミット済み合計の残りよりも低くなります。
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