ワークフローの概念
ワークフローには、承認とタスクが含まれます。承認については、承認で説明されています。
タスク
タスクとは、ユーザーがアクションを実行する必要があるワークフローの手順のことです。 タスクはアクションが完了するまで実行されません。
この章で説明するように、タスクには関連付けられているデータのタイプがいくつかあります。
ステージ
ワークフロー・タスクを、ステージと呼ばれるヘッダーの下でグループ化できます。ステージは、タスクの編成に役立ちます。 例えば、ユーザーが実行するタスクをすべて持つステージを作成できます。ステージは、太字のヘッダーで、タスクをグループ化します。
日付
ワークフローには、次のタイプの日付が含まれます。
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予測/実際の日付は、予測の日付として開始されます。タスク所有者がタスクの開始と完了を計画する日付です。これらの日付は、タスクがまだ保留中の間に指定されます。 チーム・メンバーが実際にタスクを開始して完了したときに、実際の日付として同じ日付または別の日付を指定できます。
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ターゲット日は、プロジェクトのスケジュールを計画するときに使用される日付です。通常、プロジェクトの最初に設定されます。
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固定されている日付は、依存しているタスクの日付が変更された場合でも変更できない固定の日付です。
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非営業時間は、作業が行われない日付を表すため、タスクの期間を計算するときに、これらの日付はスキップされます。Marketing Operationsは現在、すべてのタスクに適用されるシステム全体の非営業時間をサポートします。これらの日付の上書きが必要かどうかは、プロジェクト・マネージャーが判断します。システム管理者は、これらの日付を入力して保守します。
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週末の日付は、週末に発生する作業をタスクごとに指定する場合に使用する日付です。週末の日付の作業は、各タスクで「スケジュール終了日」オプションを使用してスケジュールできます。
取り組み
ユーザーがタスクを完了するのにかかる作業の取り組み (日単位、期間とは異なります)。 例えば、タスクが完了するのに 3 暦日かかるが、タスク所有者が 3 日間のうちそれぞれ半日しかタスクに費やさない場合があります。 期間は 3 日でも、タスクの取り組みは 1 日半になります。
ロックされたタスク
タスクを編集するとき、他のユーザーが同時に編集できないよう、タスクがロックされます。また、承認タスクから承認が作成されると、承認タスクは永続的にロックされたままになります。
ロックされたタスクを編集しようとすると、現在使用中であることを示す警告メッセージが表示されます。
ユーザーと役割
タスクは個別のチーム・メンバーに割り当てることも、指定された役割のチーム・メンバー全員に割り当てることもできます。 タスクを 1 人以上のチーム・メンバーに割り当てる場合、そのチーム・メンバーはタスク所有者とみなされます。
ワークフローは以下の概念を使用して、作業を実行するユーザーを特定します。
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タスク所有者は、タスクの実行や管理を担当するユーザーです。承認タスクでは、これらのメンバーは承認の所有者になります。
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レビュー担当者は、承認タスクのレビューを担当するユーザーです。これらのメンバーは、タスクの承認者になります。
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役割は、タスクとユーザーの間の橋渡しとして使用されます。汎用ベースで作業を割り当てるときに役立ちます。例えば、作成するプロジェクトのタイプは、それぞれ独自のワークフロー・テンプレートを持ち、テンプレートに特定のタスクの標準の役割を含めることができます。 プロジェクトを作成するときに、一部 (またはすべて) のタスクが、既に関連付けられている既定の役割を持っています。
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