検証ルール
バリデーターは、一連のルールを呼び出し、ルールに対して入力データを比較することにより機能します。 各ルールは、Rule インターフェースを実装する実行可能な Java ファイルです。
検証プラグインは、2 つのタイプのルールをサポートします。
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グリッド・データの保存時に、すべてのルールが実行されます。ただし、最初にすべての行レベルのルールが実行され、その次にグリッド・レベルのルールが実行されます。ルールは、ルール・ファイルで宣言された順序で実行されます。
データ検証ルール・ファイルの構造
検証ルール・ファイルは、1 つ以上のルールが含まれている XML ファイルです。各ルールには、以下のタグを含めることができます。
ルールを開始し、ルール・タイプを設定します。これは、「ROW」または「GRID」のいずれかです。
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false: ルールは無効化されます
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true: ルールは有効化されます
ルールを処理するためのコマンドが含まれている Java クラス。 サンプル範囲検査ルールを使用するには、com.unicacorp.uap.grid.validation.rule.basic.RangeCheckRule と入力します。
IBM® Unica® Marketing Operations には、4 つのサンプル・ルール・タイプが含まれています。
このルールは、(dyn_vendors データベース・テーブルに保管されている) 「Name」フィールドを検査して、それが A という文字で始まることを確認します。クラス名: com.unicacorp.uap.grid.validation.rule.basic.BeginsWithRule
検証中の列に重複値が含まれていないことを確認します。 「column」プロパティーを設定します。クラス名: com.unicacorp.uap.grid.validation.rule.basic.UniqueCheckRule
このルールは、(dyn_vendors データベース・テーブルに保管されている) 「numEmployees」フィールドを検査して、その値が 1 から 999,999 までの範囲にあることを確認します。クラス名: com.unicacorp.uap.grid.validation.rule.basic.RangeCheckRule
このルールは、(dyn_vendors データベース・テーブルに保管されている) 「invoiceDate」フィールドを検査して、その値が 2000 年より前でないことを確認します。オプションで、「dateFormat」プロパティーを設定できます。 このプロパティーを追加する場合は、日付を指定の形式で入力する必要があります。 以下の形式値を設定できます。dd/MM/yyyy、MM/dd/yyyy、dd/MM/yy、MM/dd/yy、yyyy-MM-dd、yyyy.MM.dd クラス名: com.unicacorp.uap.grid.validation.rule.basic.DateCheckRule
検証ルールの例