プロジェクト要求のセキュリティー構成例
この例では、マーケティング活動チーム、戦略的マーケティング・チーム、その他のマーケティング担当者が在籍する XYZ 社という組織について説明します。ユーザーは、展示会および戦略的アカウントという 2 種類のプロジェクトと要求を作成します。
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セキュリティー・ポリシー
XYZ 社のシステム管理者は、以下の 2 つのセキュリティー・ポリシーを構成しました。
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マーケティング活動担当者。マーケティング活動チームのメンバーが対象です。各テンプレートのセキュリティーは、このポリシー内で以下のように構成されています。
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戦略的マーケティング担当者。マーケティング・スタッフの上級メンバーが対象です。各テンプレートのセキュリティーは、以下のように構成されています。
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テンプレートのアクセス権
上記のワークフローを設定するため、テンプレート開発者は以下の権限を使用してテンプレートを構成しました。
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「展示会」テンプレートの「サマリー」タブには、以下のセキュリティー・ポリシー設定が表示されます。
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セキュリティー・ポリシー使用モデル: ユーザー。要求を作成するユーザーが、要求に適用されるセキュリティー・ポリシーを指定します。
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セキュリティー・ポリシーの表示: マーケティング活動担当者、戦略的マーケティング担当者 (すべてのユーザーが「展示会」テンプレートを選択できます)。
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セキュリティー・ポリシーの使用: 空白。使用モデルが「ユーザー」に設定されている場合、「セキュリティー・ポリシーの使用」フィールドは使用不可になります。このテンプレートを使用してプロジェクトまたは要求を作成する場合、セキュリティー・ポリシーを指定する必要があります。
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「戦略的アカウント」テンプレートの「サマリー」タブには、以下のセキュリティー・ポリシー設定が表示されます。
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セキュリティー・ポリシー使用モデル: テンプレート。テンプレート開発者は、「セキュリティー・ポリシーの使用」フィールドに値を設定します。
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セキュリティー・ポリシーの表示: マーケティング活動担当者、戦略的マーケティング担当者 (すべてのユーザーが「戦略的アカウント」テンプレートを選択できます)。
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セキュリティー・ポリシーの使用: 戦略的マーケティング担当者。これは、要求を作成するユーザーは、要求のセキュリティー・ポリシーを指定できないことを意味します。代わりに、このテンプレートから作成された要求には、戦略的マーケティング担当者のセキュリティー・ポリシーが割り当てられます。これにより、戦略的マーケティング担当者のセキュリティー・ポリシーによって割り当てられたセキュリティー役割を持つ上級マーケティング担当者のみが、プロジェクト要求と、これらのプロジェクト要求に基づいて作成されたプロジェクトにアクセスできるようになります。
使用例
以下のセキュリティー・ポリシーに割り当てられているユーザーについて考えてみます。
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ユーザーは、要求とプロジェクトを以下のように作成します。
まとめ
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