Cognos® でのレポート・フィルターの作成
Cognos® レポートを作成する場合、レポートを実行する担当者が、アプリケーションですべてのデータを選択するのではなく、結果をフィルタリングできるように図る必要が生じることがあります。 Cognos® Report Studio を使用すると、さまざまなフィルターを作成できます。 IBM® Unica® Marketing Operations ユーザーは、多くの場合、以下を行うフィルターを必要とします。
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ベスト・プラクティスとして、フィルター・プロンプトは必須ではなくオプションにしてください。 レポートを実行するユーザーにとって、オプション・フィルターの方が簡単です。
名前およびコードの検索でのベスト・プラクティス
ベスト・プラクティスとして、選択と検索のプロンプトを使用して、ユーザーがオブジェクト名またはオブジェクト・コードに基づいてレポートをフィルタリングできるようにしてください。 IBM® Unica® Marketing Operations データ項目では、<Object>].[<item>] という命名方式が使用されます。 (例えば、プロジェクト ID のデータ項目は [PlanBV].[Project].[ProjectID] です。)
選択と検索のプロンプトを作成する場合、1 つのタイプの値をユーザーに表示するために指定し、別のタイプの値をデータベースの検索に使用するために指定できます。 例えば、以下のプロンプト・コントロール構成は、ユーザーにプロジェクト名またはプロジェクト・コードを要求しますが、検索はプロジェクト ID を使用して行います (通常は、プロジェクト ID を使用する検索の方が高速です)。
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日付の検索でのベスト・プラクティス
Cognos® で、特定の日付範囲の間にアクティブなオブジェクトを返す (IBM® Unica® Marketing Operations の詳細検索とまったく同じ) 日付フィルターを作成するには、範囲オプションを有効にした日付プロンプトを使用し、開始日と終了日の両方を含むフィルターを作成します。 これにより、以下のいずれかの基準を満たすオブジェクトが返されます。
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次のフィルターは、Target_Date_Prompt という日付プロンプトに入力された日付範囲の間にアクティブなプロジェクトを検索します。
[PlanBV].[Project].[Project Start Date] in_range ?Target_Date_Prompt? OR
[PlanBV].[Project].[Project End Date] in_range ?Target_Date_Prompt? OR
([PlanBV].[Project].[Project Start Date] <= ?Target_Date_Prompt? AND
[PlanBV].[Project].[Project End Date] >= ?Target_Date_Prompt?)
オブジェクトのステータスおよびタイプのフィルターにおけるベスト・プラクティス
ステータスおよびタイプは決まったものが少数あるだけなので、ステータスまたはタイプのフィルタリングには単純な複数選択コントロールを使用します。
ユーザーにオブジェクトのステータスまたはタイプ (あるいはこの両方) を要求するには、以下を行います。
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ステータスを要求するには、<OBJECT> ステータス照会対象を使用する複数選択コントロールを使用します。
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タイプを要求するには、<OBJECT> テンプレート照会対象を使用する複数選択コントロールを使用します。