対話式フローチャートのテスト実行について
対話式フローチャートのテスト実行では、対話式フローチャートのセグメンテーション・ロジックを検査します。 対話式フローチャートは、一度に 1 つの訪問者についてランタイム・サーバーで実行されるように設計されています。ただし、これらを Campaign でテストすることにより、対話式フローチャートが訪問者を作成すること、およびそれらを予期されたセグメントに割り当てることを確認できます。対話式フローチャートの完全なテスト、およびタッチポイントとの対話方法については、対話式フローチャートをテスト・ランタイム・サーバーに配置する必要があります。
対話式フローチャートのテスト方法は、バッチ・フローチャートのテストと同じです。つまり、テスト実行を実施します。 結果が同様に見える場合 (各セグメントにいくつかのメンバーが割り当てられる場合) でも、フローチャートがメンバーを割り当てる方法は異なります。 対話式フローチャートのテスト実行を実施すると、設計環境ではランタイム環境が使用されます。 ランタイム環境は、プロファイル・テーブル内の各行を訪問者として処理し、フローチャート全体で一度に 1 つの訪問者が処理されます。
ランタイム環境は、対話式フローチャートで参照されているテーブルに提供されている顧客データを参照し、イベント・パラメーターや外部コールアウトなどから入手できるすべてのリアルタイム・データを参照します。テスト実行中には、設計環境は実際のリアルタイム・データにアクセスしません。設計環境は、テスト実行テーブルで入手可能なデータを使用します。Interact 管理者とともに作業して、サンプル・データをテスト実行プロファイルに追加する必要があります。これにより、対話式フローチャートを適切にテストすることができます。 例えば、郵便番号の 1 桁目に基づいてオーディエンス・メンバーを分割するセグメンテーション・ロジックを定義する場合は、1 桁目が取りうる値ごとにエントリーが 1 つずつテスト実行プロファイルにあることを確認します。
デフォルトでは、「対話」プロセスは、テスト実行で使用するプロファイル・テーブル内の入力レコード数を制限しますが、必要に応じて使用されるレコード数を調整できます。設計環境では、オーディエンス ID 順に並べられたレコードが、先頭から指定数だけ選択されます。例えば、テスト実行のレコード数を 5 つに制限すると、設計環境では、テスト実行プロファイル・テーブル内でオーディエンス ID を基準にソートされたレコードのうち、最初の 5 つのレコードのみが使用されます。
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表示できる結果は、最後のテスト実行の結果のみです。設計環境では、新しいテスト実行が開始されると、前のテスト実行のデータはすべて削除されます。テスト実行のエントリー数が 1000 個を超える場合、またはテスト実行ウィンドウを閉じた後でテスト実行データを表示するため、テスト実行データが、testRunDataSource で定義されたデータベース内の以下のテーブルに保管されます。
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TestAttr_n。「テスト実行の属性データ」レポートのデータ、つまりオーディエンス ID ごとのプロファイル・テーブル内のすべてのデータが含まれます。
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TestCount_n。「テスト実行のセル数」レポートのデータ、つまり各セル内のメンバーの数が含まれます。
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TestError_n。「テスト実行エラー」レポートのデータ、つまりテスト実行でエラーが発生した場合にエラーが含まれます。
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TestSeg_n。「テスト実行のセグメント・データ」レポートのデータ、つまりオーディエンス ID と割り当て済みセグメントが含まれます。
接尾部 _n はフローチャート ID を示します。フローチャート ID を判別するには、Campaign システム・テーブル内の UA_Flowchart テーブルを調べます。
テスト実行サイズを構成するには
テスト実行を実施するには