イベント・パターンの仕組み
イベント・パターンは、状態およびステータスを更新し、それを処理のためにランタイム環境に渡すことにより、訪問者のランタイム環境との対話式セッションに対応します。
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対話式セッションが開始されると、Interact は、現在の訪問者のオーディエンス ID と関連付けられている以前のイベント・パターン状態をロードしようとします (イベント・パターン状態が存在する場合)。
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イベントが通知されると、Interact は、そのイベントを使用しているすべてのイベント・パターンの状態およびステータスを更新します。
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この利点は、イベント・パターンの状態がユーザー・セッションと無関係なため、1 つのユーザー・セッションのイベント・アクティビティーが別のセッションに反映されることです (オーディエンス ID が一致すること、およびそれらのイベントの発生時に両セッションがアクティブであることが必要)。
デフォルトで、不明なユーザーのイベント・パターン状態はセッション終了時に破棄されます。ただし、構成プロパティー「interact | services | eventPattern | persistUnknownUserStates」が TRUE に設定されている場合、またはセッション・パラメーター UACISavePatternStatesTRUE に設定されている場合は除きます。
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セッションの途中でオーディエンス ID が変更されると、Interact は新しいオーディエンス ID の保存済みイベント・パターン状態をロードしようとします。前のオーディエンス ID が不明で、かつ構成設定 (interact | services | eventPattern | mergeUnknowUserInSessionStates) が True に設定されている、またはセッション・パラメーター UACIMergePatternStates が True に設定されているシナリオの場合、同じセッションの前のオーディエンス ID に属するユーザー・イベント・アクティビティーは、新しいオーディエンス ID にマージされます。