JDBC ドライバー用の Web アプリケーション・サーバーの構成
Interact では、JDBC 接続をサポートするために、正しい JAR ファイルが必要です。 Interact の配置場所にする予定の Web アプリケーション・サーバーのクラスパスに、この JAR ファイルの場所を追加する必要があります。
以下のステップを実行して、JDBC ドライバー用に Web アプリケーション・サーバーを構成します。
1.
推奨されるソフトウェア環境と最小システム要件」のガイドの説明に従って、IBM® EMM でサポートされる最新のベンダー提供タイプ 4 JDBC ドライバーを入手します。
JDBC ドライバーを取得した後、以下のガイドラインを使用します。
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Interact を配置する予定のサーバー上にこのドライバーが存在しない場合は、それを入手し、そのサーバーでアンパックします。スペースを含まないパスでドライバーをアンパックします。
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データ・ソース・クライアントがインストールされているサーバーからドライバーを入手する場合は、Interact がサポートしている最新のバージョンであることを確認してください。
以下の表は、IBM® EMM システム・テーブルでサポートされるデータベース用のドライバー・ファイルの名前をリストしています。
DB2®
db2jcc4.jar - V10.1 では必須
db2jcc_license_cu.jar - V9.5 以上では不要
バージョン 2.0 以上の SQL Server ドライバーを使用します。使用するドライバーの正確なバージョンについては、「推奨されるソフトウェア環境と最小システム要件」ガイドを参照してください。
2.
Interact の配置場所となる予定の Web アプリケーション・サーバーのクラスパスに、ファイル名を含むドライバーの絶対パスを追加します。
配置する予定の Interact Web アプリケーション・サーバーに応じて、以下のガイドラインを使用します。
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サポートされるすべてのバージョンの WebLogic で、環境変数が構成される WebLogic_domain_directory/bin ディレクトリーの setDomainEnv スクリプトにクラスパスを設定します。正しいドライバーを Web アプリケーション・サーバーで確実に使用するためには、ドライバー項目をクラスパス・リストの値の最初の項目 (既存のすべての値より前) にする必要があります。 以下に例を示します。
UNIX
CLASSPATH="/home/oracle/product/11.0.0/jdbc/lib/ojdbc6.jar:
${PRE_CLASSPATH}${CLASSPATHSEP}${WEBLOGIC_CLASSPATH}
${CLASSPATHSEP}${POST_CLASSPATH}${CLASSPATHSEP}${WLP_POST_CLASSPATH}"
export CLASSPATH
Windows
set CLASSPATH=c:¥oracle¥jdbc¥lib¥ojdbc6.jar;%PRE_CLASSPATH%;
%WEBLOGIC_CLASSPATH%;%POST_CLASSPATH%;%WLP_POST_CLASSPATH%
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サポートされるすべてのバージョンの WebSphere® では、Interact の JDBC プロバイダーをセットアップするときに、クラスパスを設定します。
3.
Interact インストール・ワークシートにデータベース・ドライバーのクラスパスを書き留めます。インストーラーを実行するときに、このパスを入力する必要があるからです。
4.
始動時にコンソール・ログをモニターして、クラスパスにデータベース・ドライバーのパスが含まれていることを確認してください。