モニターする属性はいくつでも構成できますが、IBM® では、以下のガイドラインに従って、静的学習属性と動的学習属性間で 10 個程度までの学習属性を構成することをお勧めしています。
モニターする属性の数とモニターする属性ごとの値の数の両方を定義することによって、パフォーマンスを管理できます。maxAttributeNames プロパティーでは、追跡する訪問者属性の最大数を定義します。
maxAttributeValues プロパティーでは、属性ごとに追跡する値の最大数を定義します。その他のすべての値は、
otherAttributeValue プロパティーの値によって定義されたカテゴリーに割り当てられます。 ただし、学習エンジンは、検出された最初の値のみを追跡します。 例えば、訪問者属性の目の色を追跡するとします。対象とする値を、青色、茶色、および緑色のみとして、
maxAttributeValues を 3 に設定します。しかし、最初の 3 人の訪問者の値は、青色、茶色、およびヘーゼルでした。この場合、緑色の目のすべての訪問者は
otherAttributeValue に割り当てられます。
enablePruning プロパティーを
yes に設定している場合、学習モジュールのアルゴリズムによって、予測されない属性が判別され、これらの属性は重みの計算時に考慮の対象から外されます。例えば、髪色を表す属性を追跡しており、学習モジュールによって、訪問者の髪色に基づいてオファーを承認するパターンが存在しないと判別された場合、学習モジュールでは、髪色の属性を考慮することは中止されます。属性は、学習集計プロセスの実行 (
aggregateStatsIntervalInMinutes プロパティーで定義されている) ごとに再評価されます。 動的学習属性も除去されます。