以下の表には、ランタイム環境のステージング・テーブルを Campaign の履歴テーブルにマップする方法が示されています。オーディエンス・レベルごとにこれらのテーブルのいずれか 1 つが必要であることを覚えておいてください。示されているテーブル名は、ランタイム・テーブルと
Campaign システム・テーブルにおけるデフォルト・オーディエンス用に作成されたサンプル・テーブルです。
SeqNum は、データを識別するためにコンタクトおよびレスポンス履歴モジュールが使用するキーですが、
Campaign レスポンス・テーブルには記録されません。
userDefinedFields 列には選択したすべてのデータを含めることができます。ステージング・テーブルに列を追加すると、コンタクトおよびレスポンス履歴モジュールは、その列を
UA_DtlContactHist テーブルまたは
UA_ResponseHistory テーブルに同じ名前で書き込みます。例えば、
linkFrom という列を
UACI_CHStaging テーブルに追加した場合、コンタクトおよびレスポンス履歴モジュールはそのデータを
UA_DtlContactHist テーブルの
linkFrom 列にコピーします。
ステージング・テーブルに列を追加する場合は、ランタイム・セッション・データ内の名前と値のペアと同じ名前の列を作成します。例えば、NumberItemsInWishList および
NumberItemsInShoppingCart という名前と値のペアを作成したとします。「オファー承認をログに記録」イベントまたは「オファー拒否をログに記録」イベントの発生時に、
UACI_RHStaging テーブルに
NumberItemsInWishList 列と
NumberItemsInShoppingCart 列が存在する場合、ランタイム環境ではこれらのフィールドにデータが追加されます。ランタイム環境では、「オファー・コンタクトをログに記録」イベントの発生時に
UACI_CHStaging テーブルにデータが追加されます。
これらのユーザー定義フィールドを使用して、オファーの提示に使用されるスコアを含めることができます。その場合、FinalScore という名前の列を、ランタイム・テーブル内の
UACI_CHStaging テーブルと
Campaign システム・テーブル内の
UA_DtlContactHist テーブルの両方に追加します。組み込み学習を使用する場合は、オファーに使用される最終スコアが
Interact によって、自動的に
FinalScore 列に追加されます。
学習を使用しない場合は、Score という名前の列を、ランタイム・テーブルの
UACI_CHStaging テーブルと
Campaign システム・テーブルの
UA_DtlContactHist テーブルの両方に追加します。オファーに使用されるスコアは、
Interact によって自動的に
Score 列に追加されます。