IBM® Interact と
IBM® Digital Recommendations の統合は、Representational state transfer (REST) アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) を介して行われます。これは、
Digital Recommendations インストールにより利用できます。 適切なカテゴリー ID を指定して REST API 呼び出しを行うと、
Interact は推奨製品を取得でき、これを訪問者が見るカスタマイズされたページに表示するオファー情報に組み込むことができます。
訪問者が Web ページの URL (Interact インストール済み環境に含まれるサンプル JSP ページなど) を参照すると、そのページが
Interact を呼び出してオファーを取り出します。
Interact 内で適正なパラメーターによってオファーが構成されたことを前提とすると、最も簡単なケースでは次のようなステップが生じます。
この統合は、オファー推奨と製品推奨を組み合わせるのに役立ちます。例えば、1 つの Web ページ上に 2 つのインタラクション・ポイント、すなわち 1 つはオファー、もう 1 つはそのオファーに一致する推奨を表示させることが考えられます。 これを行うには、Web ページから Interact を呼び出し、リアルタイムのセグメンテーションを行うことにより、最良のオファー (例えば 10% オフの小型装置すべて) を判別します。ページが
Interact からオファーを受け取ると、そのオファーにはカテゴリー ID (このサンプルでは小型装置のカテゴリー ID) が含まれています。そして、ページは API 呼び出しを使用して小型装置のカテゴリー ID を
Digital Recommendations に渡し、レスポンスとして、そのカテゴリーの人気に基づいた最良の製品推奨を受け取ることになります。
さらに単純なサンプルとしては、Web ページから Interact への呼び出しは単に顧客プロファイルに一致するカテゴリー (例えば高級カトラリー) を見つけるだけというものも考えられます。それから、取得したカテゴリー ID を
Digital Recommendations に渡して、カトラリー製品の推奨を受け取ることになります。