ランタイムサーバの概要

ランタイムサーバは、Interactの実装における主要部分です。 ランタイムサーバは、Interact APIを通じてタッチポイントからの要求をリッスンして応答します。 タッチポイントがオファーを要求すると、そのオファーに応答するのがランタイムサーバです。

Interactはサーバグループで動作します。 1つのサーバグループには、1つまたは複数のランタイムサーバが含まれます。 複数のランタイムサーバがある場合は、それらのサーバを負荷分散装置とともに動作するように構成するとパフォーマンスを向上させることができます。 タッチポイントは、これらのランタイムサーバと通信するように構成する必要があります。

複数のサーバグループを設定できます。 たとえば、コールセンターに対して1グループ、Webサイトに対して1グループを設定できます。 また、テスト用に1グループ、顧客対応のタッチポイントで動作させるために1グループ、という設定もできます。 各インタラクティブチャネルで、1つの運用サーバグループだけを稼働させることもできます。

設計環境におけるインタラクションの設計と構成を終了し、Interact APIコードをタッチポイントで動作するように作成すると、ランタイムサーバにインタラクションデータを送信すなわち配置する準備が整ったことになります。 インタラクションデータをランタイムサーバに配置すると、タッチポイントとInteractとの動作方法のテストを開始できます。



IBM Unica Interact
 
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