対話式フローチャートにおけるスナップショット・プロセスについて
対話式フローチャートにおけるスナップショット・プロセスは、バッチ・フローチャートにおけるスナップショット・プロセスと 同じ目的を果たし、ID および関連データのリストを取得し、 それらをテーブルにエクスポートします。対話式フローチャートのスナップショット・プロセスには、バッチ・フローチャートのスナップショット・プロセスのサブセットが含まれます。テーブルへの保存のみを行うことができます。また、テーブル内の重複エントリーを配列またはスキップすることもできませんが、対話式フローチャートは一度に 1 つのレコードのみを処理するため、これらの機能は必要ありません。
スナップショットおよびデータ形式
「スナップショット」プロセスから既存のテーブルに保存すると、Interact によって、次の表に示したデータが保存されます。
defaultDateFormat 構成プロパティー
defaultDateFormat 構成プロパティー
まだ存在していないテーブルに書き込むときには、Interact ランタイム環境によって、デフォルト・データ型を使用してテーブルが動的に作成されます。別のデータ型のテーブルを作成して、これらのデフォルト・データ型をオーバーライドすることができます。詳細については、「Interact 管理者ガイド」を参照してください。
スナップショット・プロセスの構成法
スナップショット・プロセスの構成法
対話式フローチャートを「編集」モードで使用して、スナップショット・プロセスを構成します。
1.
編集モードの対話式フローチャートで、フローチャート・ワークスペースにスナップショット・プロセスを追加します。
2.
データ操作プロセスには、「決定」、「対話」、「サンプル」、「選択」などがあります。
3.
4.
「入力」ドロップダウン・リストから 1 つ以上のソース・セルを選択します。
「スナップショット」プロセスに接続されたプロセスの出力セルがすべて、 ドロップダウン・リストにリストされます。複数のソース・セルを使用するには、「複数セル」オプションを選択します。 複数のソース・セルを選択した場合、各ソース・セルで同じスナップショット・アクションが実行されます。
5.
「エクスポート先」リストからテーブルを選択します。
テーブルが存在しない場合は、「新規マップ・テーブル」を選択し、 「Campaign 管理者ガイド」に記載されている テーブルの作成手順に従います。
6.
a.
b.
c.
7.
a.
テーブル内のフィールドは、「テーブル・フィールド」列の「エクスポート・フィールド」リストに表示されます。一致するフィールドを自動的に検出するには、「照合>>」をクリックします。テーブル・フィールド名が完全に一致するフィールドが、「エクスポート・フィールド」リストに自動的に追加されます。一致したフィールドが複数ある場合は、最初の一致が取得されます。
b.
a.
出力に含めるフィールドを「選択フィールド」リストから選択します。
Ctrl キーを押しながらクリックして複数のフィールドを 一度に選択することも、Shift キーを押しながらクリックして連続する範囲のフィールドを選択することもできます。
b.
「追加 >>」をクリックして、選択したフィールドを「スナップショット・フィールド」リストに移動します。
c.
「<<削除」または「追加>>」をクリックすると、一致する項目のペアを手動で変更することができます。
d.
必要に応じて、フィールドを選択し、「1 つ上へ」または「1 つ下へ」をクリックしてリスト内でフィールドを上下に移動することにより、「スナップショット・フィールド」リスト内のフィールドを再配列します。
8.
(オプション) 「一般」タブをクリックして名前と説明をプロセスに追加するか、 「出力セル名」または「セル・コード」を構成します。
割り当てられた名前がフローチャートのプロセスに表示されます。注釈は、ユーザーがフローチャートのプロセスを指すと表示されます。
9.
「OK」をクリックします。
プロセスが構成され、フローチャートで使用可能になります。