決定プロセスについて
「決定」プロセスは、対話式フローチャートの主要プロセスです。決定プロセスは、そのプロセスに渡されたセルを、 構成可能な基準に基づいて新規のセルに分割します。 決定木のように、それぞれの新規セルはブランチを作成します。
対話式フローチャートには、必要な数の決定プロセスを含めることができます。例えば、対話式フローチャートの最初の決定プロセスにより、HighValue、MediumValue、および LowValue の各セルが作成されることがあります。その後で、最初の各セグメントを詳細化されたセグメント (例えば、FrequentShopper、Shopper、および RareShopper) に分割するために、さらに 3 つの決定プロセスを作成することができます。
対話式フローチャートがランタイム・サーバーで実行されるときには、同時に 1 人の顧客のみがフローチャートに取り込まれます。ブランチが空白の場合、ランタイム環境ではそのブランチも、そのブランチの子ブランチも処理されません。
決定プロセスは、セルを作成するプロセス (例えば、対話、決定、サンプル、または選択のプロセス) からのみ入力を取り込みます。
決定プロセスの構成は 2 つのステップからなるプロセスです。最初に、入力セルを選択し、 次にブランチを構成する必要があります。
決定プロセスの構成方法
決定プロセスのブランチを構成する方法
決定プロセスの構成方法
決定プロセスの構成は、2 つのステップからなるプロセスです。最初に入力セルを選択し、次にブランチを構成する必要があります。
1.
編集モードの対話式フローチャートで、フローチャート・ワークスペースに決定プロセスを追加します。
2.
データ操作プロセスには、対話、決定、サンプル、または選択があります。
3.
プロセス構成」ウィンドウが開き、「決定」タブが表示されます。
4.
「入力」ドロップダウン・リストからソース・セルを選択します。
5.
作成されるセグメントを相互に排他的にしたい場合には、「相互に排他的なブランチの作成 (Create Mutually Exclusive Branches)」を選択します。
あるブランチに残りのすべての顧客 ID を含めたい場合には、「相互に排他的なブランチの作成 (Create Mutually Exclusive Branches)」を選択する必要があります。
6.
7.
(オプション) 「全般」タブをクリックして、名前と注釈をプロセスに割り当てます。
この名前は、フローチャートのこのプロセスで表示されます。注釈は、ユーザーがフローチャートのプロセスを指すと表示されます。
8.
「OK」をクリックします。
プロセスが構成され、フローチャートで使用可能になります。
決定プロセスのブランチを構成する方法
決定プロセスのブランチを、対話式フローチャートを使用するように構成します。決定プロセスは、そのプロセスに渡されたセルを、構成可能な基準に基づいて新しいセルに分割してブランチを作成します。
1.
*
ブランチを選択して「編集」をクリックし、分岐条件を編集する。
*
「ブランチの追加」をクリックしてブランチを作成する。
*
ブランチを選択して「削除」をクリックし、ブランチを削除する。
2.
3.
照会を作成しない場合、または残りのすべての顧客を選択する場合は、「すべての顧客 ID を選択 (Select All Customer IDs)」を選択します。
この決定プロセスがいくつかのデータ操作プロセスの後で行われ、前のプロセスで顧客 ID が既にフィルター操作されている場合には、「すべての顧客 ID を選択 (Select All Customer IDs)」を選択すると便利です。
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残りのすべての顧客を選択するには、「決定プロセス構成 (Decision Process Configuration)」ダイアログで「相互排他的なブランチ」を選択する必要があります。「相互排他的なブランチ」を選択しない場合、このブランチでは、決定プロセスに接続されているすべての顧客 ID が選択されます。
「条件を指定して顧客 ID を選択」がデフォルトで選択されていて、照会ビルダーがアクティブになっています。
4.
「選択基準」ドロップダウン・リストからテーブルを選択します。
5.
6.
「OK」をクリックします。
ブランチの追加または編集 (Add or Edit a Branch)」ウィンドウが閉じて、 決定プロセスの「決定」タブに戻ります。ブランチの構成を続行することも、決定プロセスの構成を終了することもできます。