フローチャートでのプロセス・ボックスの操作
プロセス・ボックスは、フローチャートの構成要素です。 プロセスは、ワークスペースの左にあるフローチャート・プロセス・パレットに表示されます。 各マーケティング・キャンペーンは、1 つ以上のフローチャートで構成されます。 各フローチャートは、構成されて接続されたいくつかのプロセスで構成されます。
キャンペーンのフローチャートを作成するには、プロセス・ボックスをパレットからワークスペースにドラッグします。 その後、各プロセス・ボックスが、メール配信の対象となる顧客の選択など、特定の操作を実行するように構成します。 ボックスからボックスにコネクター線をドラッグすることにより、論理フローの中でワークスペース内のプロセスを接続し、イベントの順序を決定します。
例えば、選択プロセスを使用して、キャンペーンのターゲットとする顧客を選択します。 それらの選択を「マージ」プロセスを使用して結合してから、電話でコンタクトするための顧客のリストを生成する「コール・リスト」プロセスで終了することができます。
さまざまなフローチャート・シナリオを試す際に、プロセス・ボックスを移動したり削除したりすることができます。 フローチャートが正常に進行していることを確認するために、フローチャートを作成しながら各プロセスをテスト実行することができます。 作業する際は、フローチャートを高い頻度で保存してください。
以下の手順は、プロセスを追加、構成、および接続してフローチャートを構築する方法の全体的な概要を示しています。
1.
フローチャートを編集用に開きます。
2.
パレットにあるプロセスをワークスペースにドラッグすることにより、フローチャートにプロセスを追加します。
例えば、選択プロセスを追加します。
3.
パレット内のプロセスをダブルクリックして、そのプロセスを構成します。
例えば、年齢が 25 歳から 34 歳の高位値の顧客 (「ゴールド」) をすべて選択するように、選択プロセスを構成します。
4.
次のプロセスをフローチャートに追加して構成します。
例えば、別の選択プロセスを追加して、年齢が 25 歳から 34 歳の中位値の顧客 (「シルバー」) をすべて選択するように構成します。
5.
引き続きフローチャートにプロセスを追加、構成、および接続して、データの論理フローを決めます。
以下に例を示します。
a.
両方の選択プロセス (「ゴールド」と「シルバー」の顧客) をマージ・プロセスに接続します。
b.
マージ・プロセスを構成して、ゴールドとシルバーの顧客を単一のリストにマージします。
c.
マージ・プロセスをメール・リスト・プロセスに接続します。
d.
メール・リスト・プロセスを構成するとき、事前定義されたオファーを割り当てます。
例えば、シルバーの顧客には 10% の値引きを割り当て、ゴールドの顧客には 20% の値引きを割り当てます。
6.
各プロセスを構成するたびに、そのテスト実行を行って、意図した結果が生成されることを確認します。
フローチャートへのプロセスの追加
プロセスのステータスの判別
フローチャート内のプロセスの接続
2 つのプロセス間の接続の削除
フローチャート内でのプロセスのコピー
フローチャート間でのプロセスのコピー
フローチャート内でのプロセスの移動
フローチャートからのプロセスの削除
プロセスの実行またはテスト
Copyright IBM Corporation 2015. All Rights Reserved.