パーソナライズされたオファーのレスポンス・トラッキング
データ駆動型でパーソナライズされた、つまりユーザー定義あるいはパラメーター化されたオファー・フィールドを使用して、複数の異なるオファー・バージョンを生成した場合、それらのパーソナライズされたオファーにレスポンスを正しく帰属させるには、アクション・テーブルに、パラメーター化されたオファー属性フィールドを表すフィールドが含まれている必要があります。これらのフィールドがレスポンス・プロセスに対象の属性としてマップされ、書き込まれると、それらのフィールドを使用してレスポンスをオファー・バージョンまたは処理インスタンスに対して逆向きに照合することができます。これらの「対象の属性」の値を持つレスポンスは、オファー・バージョン履歴に、その処理への属性についてその個人に関して記録された値と正確に一致している必要があります。
例えば、出発空港と到着空港によってパーソナライズされたフライト・オファーがある場合、アクション・テーブルには「出発空港」と「到着空港」のフィールドが含まれている必要があります。各フライトの購入トランザクションにはこれらの値が含まれ、レスポンス・トラッキングでは、個人によって購入された特定のフライトを、その人にプロモーションされたオファー・バージョンと照合できます。また、これらのフィールドはコントロール・グループのメンバーの推定レスポンスのトラッキングにも使用され、それらのメンバーが、自身にプロモーションされているはずのフライトを購入したかどうかが確認されます。