直接不完全一致
レスポンスは、それが帰属する処理インスタンスを Campaign が一意的に識別できないものの、返されたトラッキング・コード (複数の場合もあり) が、該当する可能性のある複数のターゲット処理インスタンスと一致する場合に、直接不完全一致と見なされます。
このレスポンスについてのクレジット (帰属) を受け取るターゲット処理インスタンスを絞り込むために、Campaign は、いずれかのターゲット処理インスタンスがレスポンダーにコンタクトした場合、そのレスポンダーにコンタクトしなかった処理インスタンスをすべて破棄します。どのターゲット処理インスタンスもレスポンダーにコンタクトしなかった場合、すべてのインスタンスが保持され、ウィルス性レスポンスについてのクレジットを受け取ります。
例えば、高価値セグメントに属する顧客が、高価値および低価値の両方の顧客に提供されたキャンペーンからオファーを受け取り、オファー・コードを返した場合、これは当初 2 つのターゲット処理インスタンス (1 つは高価値セル、1 つは低価値セル) と一致します。このレスポンス・トラッキング・ルールを適用すると、実際には高価値セルの処理インスタンスがこのレスポンダーをターゲットとしていて、低価値セルの処理インスタンスはそうでなかったため、後者のインスタンスは破棄されます。高価値顧客グループに関連する処理インスタンスのみが、このレスポンスについてのクレジットを受け取ります。
さらに、そのレスポンス日付が、残りのいずれかの処理インスタンスの有効日付範囲内に該当した場合、その発効日から有効期限までの範囲に該当しない処理インスタンスはすべて破棄されます。
例えば、同じキャンペーンの 1 月インスタンスと 2 月インスタンスの両方で 1 人の顧客にコンタクトが行われ、オファー・コードが返された場合、これは、2 つのターゲット処理インスタンス (1 月と 2 月) と一致します。各オファー・バージョンがその発行月の終わりに有効期限切れとなった場合、2 月にレスポンスが行われると、1 月の処理インスタンスは有効期限切れになっているため、破棄されることになります。2 月の処理インスタンスのみが、このレスポンスについてのクレジットを受け取ります。
レスポンス・トラッキング・ルールが適用され、無効なターゲット処理インスタンスがすべて破棄された後、Campaign は別の属性分析方式を使用して、残りの処理インスタンスに与えるクレジットを計算します。