ベース・コンタクト履歴 (UA_ContactHistory)
ターゲット・セルおよび制御セルについて、コンタクト ID、セル、およびフローチャート実行日時の組み合わせごとに、ベース・コンタクト履歴テーブルに 1 行ずつ書き込まれます。
相互に排他的なセル・メンバーシップ
セルが相互に排他的であり、各 ID が 1 つのセルにしか属すことができない場合、割り当てられたオファーの数に関係なく、単一のコンタクト・プロセス内で処理されるときは、各 ID がコンタクト履歴テーブル内の 1 行を占めることになります。例えば、「低価値」、「中価値」、および「高価値」のセグメントに対応するセルを定義していて、顧客が一時点においてそれらのセグメントの 1 つにしか属すことができない場合が、このケースに該当します。 同じコンタクト・プロセス内で「高い価値」セグメントに 3 つのオファーが提供された場合でも、ベース・コンタクト履歴にはセル・メンバーシップが記録されるため、ベース・コンタクト履歴に書き込まれるのは 1 行のみです。
排他的でないセル・メンバーシップ
個人が複数のターゲット・セルに属すことができる場合 (例えば、各ターゲット・セルが複数の異なる資格ルールに基づいてオファーを受け取り、顧客がそれらのオファーのうちゼロ、1 個、または複数を受け取る資格がある場合)、各個人は、自分がメンバーになっているセルの数に応じた行数をコンタクト履歴テーブルに占めることになります。
例えば、「過去 3 カ月以内に購入を行った顧客」および「前四半期に少なくとも $500 払った顧客」という 2 つのセルを定義した場合、個人はこれらのセルの 1 つまたは両方のメンバーになることができます。 個人が両方のセルのメンバーである場合、コンタクト・プロセスを実行すると、その個人のベース・コンタクト履歴に 2 つのエントリーが書き込まれます。
個人が複数のターゲット・セルに属しているために、その人のコンタクト履歴テーブルに複数の行が書き込まれる場合でも、同じコンタクト・プロセスで提供されたすべてのオファーは単一の「パッケージ」または「邪魔なもの」と見なされます。 コンタクト履歴テーブル内の固有の「パッケージ ID」は、個人の特定コンタクト・プロセスの特定実行インスタンスによって書き込まれた行を、まとめてグループ化します。 1 人の個人または 1 件の世帯に対する「邪魔なもの」が複数生じるのは、その個人または世帯が別個のコンタクト・プロセスにある複数のセルに属していた場合のみです。
追加でトラッキングするフィールドのコンタクト履歴への書き込み