TCS® 承認

IBM ® Marketing Operations と IBM ® Campaign の統合システムでは、キャンペーン・プロジェクト・テンプレートにおいて、実稼働モードによるフローチャートの実行前に TCS® (ターゲット・セル・スプレッドシート) 承認を求めることができます。テンプレートで「承認が必要」を選択した場合は、TCS® のすべての行が承認されてからでなければ、フローチャートを実稼働モードで実行できません。このフローチャートを実稼働モードで実行しており、このフローチャートに関連付けられている TCS® の 1 つ以上の行が承認されていないと、Campaign はエラーを生成します。

必要に応じて、TCS® 上の各行を個別に承認することができます。行は、入力済みで内容が正しければ、TCS® の他の行がまだ承認する準備が整っていない場合であってもすぐに承認できます。

「承認が必要」チェック・ボックスがオフになっているテンプレートを元にプロジェクトが作成されている場合、TCS® のトップダウン・セルは承認を受ける必要はありません。この場合、TCS® グリッドには「承認」列も「すべて承認」や「すべて拒否」も表示されません。キャンペーンに TCS® 承認が必要ない場合は、「承認が必要」チェック・ボックスをオフにしておくと時間が節約できます。

デフォルトでは、「承認が必要」はオフになっています。ただし Marketing Operations 8.5 にアップグレードすると、アップグレードされたキャンペーン・テンプレートではすべて「承認が必要」がオンになります。

「承認が必要」をオフにすると、「承認済みかどうか」列はエクスポートされず、一致する CSV ファイルだけがインポートされます。