IBM ® Campaign のパフォーマンスに影響する構成プロパティー
Campaign|partitions|partition[n]|dataSources|dataSourcename
このプロパティーは、DB2® の一時テーブルのデータを設定する際に、
IBM ® Campaign が
not logged initially SQL 構文を使用するかどうかを決定します。
このプロパティーを TRUE に設定した場合、一時テーブルへの挿入のロギングは無効になり、その結果、パフォーマンスが向上し、データベース・リソースの消費量が少なくなります。
TRUE に設定した場合、一時テーブル・トランザクションが何らかの理由で失敗すると、そのテーブルは破損した状態になり、ドロップしなければならなくなります。それまでにそのテーブルに含まれていたデータは、すべて失われます。
Campaign|partitions|partition[n]|dataSources|dataSourcename
このプロパティーを TRUE に設定すると、以下の条件のすべてが満たされた場合に、パフォーマンスが大幅に改善されます。
この場合、 IBM ® Campaign は、セグメンテーションを実行した後、フィールドごとのセグメント処理を
Campaign アプリケーション・サーバー上で実行するための単一の SQL
CASE ステートメントを生成します。
Campaign|partitions|partition[n]|dataSources|dataSourcename
値 CREATE INDEX IND_<TABLENAME> ON <TABLENAME> (<KEYCOLUMNS>) は、一時テーブルの作成直後にその一時テーブルに索引を作成し、データ検索プロセスを向上します。
Campaign|partitions|partition[n]|dataSources|dataSourcename
このプロパティーは、 IBM ® Campaign がデータベース中に一時テーブルを作成するかどうかを指定します。一時テーブルを作成すると、キャンペーンのパフォーマンスが大幅に改善されることがあります。
値が TRUE の場合、一時テーブルが有効です。 (例えば、Segment プロセスによって) データベースに対して照会が発行されるごとに、結果として生成される ID がデータベース内の一時テーブルに書き込まれます。追加の照会が発行されると、
IBM ® Campaign は、データベースから行を取り出すために、その一時テーブルを使用できます。
useInDbOptimization のような一部の
IBM ® Campaign 操作は、一時テーブルを作成する機能に依存しています。 一時テーブルが有効ではない場合、IBM Campaign は選択された ID を
IBM ® Campaign サーバー・メモリーに保存します。 追加の照会では、データベースから ID を取り出して、サーバー・メモリー中の ID との突き合わせが実行されます。 これは、パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。
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通常、AllowTempTables は TRUE に設定します。 特定のフローチャートの値をオーバーライドするには、対象のフローチャートを「編集」モードで開き、 「管理」メニュー で 「拡張設定」を選択して、「サーバー最適化」タブの 「このフローチャートでは一時テーブルを使用しない」を選択します。
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Campaign|partitions|partition[n]|dataSources|dataSourcename
選択された ID の数が MaxRowFetchRecords プロパティーによって指定された値よりも小さい場合、
IBM ® Campaign は一度に 1 つずつ、別個の SQL 照会でデータベースに ID を渡します。 この処理には、非常に長い時間がかかる場合があります。 選択された ID の数がこのプロパティーによって指定された値よりも大きい場合、
IBM ® Campaign は一時テーブルを使用する (データベース・ソースで許可された場合) か、不要な値を除くすべての値をテーブルから取り出します。
Campaign|partitions|partition[n]|dataSources|dataSourcename
Campaign|partitions|partition[n]|dataSources|dataSourcename
このプロパティーは、 IBM ® Campaign の単一のフローチャートから、各データベース・ソースに対して同時実行可能な照会の数の上限を指定します。 通常は、値が大きいほどパフォーマンスが向上します。
IBM ® Campaign は、独立した複数のスレッドを使用してデータベース照会を実行します。
IBM ® Campaign のプロセスは並列実行されるため、単一のデータ・ソースに対して複数の照会を同時に実行することが少なくありません。 並列実行される照会の数が MaxQueryThreads を超えると、
IBM ® Campaign サーバーは同時実行照会の数を指定された値に制限します。
Campaign|partitions|partition[n]|server|optimization
maxVirtualMemory は、グローバル構成設定です。 特定のフローチャートの値をオーバーライドするには、対象のフローチャートを「編集」モードで開き、
「管理」メニュー
で
「拡張設定」を選択して、「サーバー最適化」タブの
「IBM Campaign による仮想メモリー使用量」の値を変更します。
Campaign|partitions|partition[n]|server|optimization
パフォーマンスを向上させるには、このプロパティーを TRUE に設定します。 このプロパティーが
TRUE になっている場合、戦略セグメントは、
IBM ® Campaign サーバーにバイナリー・ファイルを作成する代わりに、データ・ソースにセグメント一時テーブルを作成します。 セグメント化プロセス構成ダイアログで、一時テーブルを収容するデータ・ソースを少なくとも 1 つ指定する必要があります。また、
「AllowTempTables」プロパティーを
TRUE に設定して、データ・ソースでの一時テーブルの作成を有効にすることも必要です。
Campaign|partitions|partition[n]|server|logging
値 TRUE は、リアルタイムの対話式フローチャートのパフォーマンスを向上する可能性があります。 値が
TRUE の場合、
IBM ® Campaign はフローチャート・ログ・ファイルを一度だけ開き、フローチャート・サーバー・プロセスの終了時に閉じます。
TRUE の値を使用する副作用としては、ログに記録されたばかりのメッセージがログ・ファイルに直ちに表示されないことがあります。
IBM ® Campaign がログ・メッセージをファイルにフラッシュするのは、内部バッファーが満杯になったか、ログ・メッセージ数が
logFileBufferSize プロパティーの値と等しくなった場合だけであるためです。
値が FALSE の場合、
IBM ® Campaign はフローチャート・ログ・ファイルを開いてから閉じます。
Campaign|partitions|partition[n]|server|logging
このプロパティーは、keepFlowchartLogOpen の値が
TRUE の場合に使用されます。ログに書き込まれる前に、バッファーに送られるメッセージの数を示す値を指定します。 値が
1 の場合、すべてのログメッセージは即時にファイルに書き込まれ、バッファリングは事実上無効になりますが、パフォーマンスに悪影響があります。
IBM ® Campaign は、ジョブの
IBM® EMM Scheduler を通常の間隔 (この値によりミリ秒単位で指定された間隔) でポーリングします。デフォルト値は 60 秒です。このプロパティーを 10000 (10 秒) 未満の値に設定しないでください。キャンペーンのパフォーマンスが低下する可能性があるためです。
Platform|スケジューラー|スケジュール登録|[製品]|[オブジェクト・タイプ]
IBM ® Campaign フローチャートでは、このプロパティーのパスは、
Platform|スケジューラー|スケジュール登録|キャンペーン|フローチャートです
IBM® EMM スケジューラーは、ステータスを報告していないスケジュールされたオブジェクト (例えば、フローチャートまたはメーリング) の実行ステータスを取得するために、製品を通常の間隔でポーリングします。間隔はミリ秒単位で指定します。デフォルト値は 10 分です。ポーリング間隔を、より高い頻度 (より小さい値) に設定すると、システム・パフォーマンスに悪影響が出る可能性があります。ポーリング間隔の頻度が少なくなるように (大きな値に) 設定すると、システムへの負荷が減少します。
IBM ® Campaign では、完了までに 10 分を超える
Campaign フローチャートが大量にある場合、ポーリング間隔の頻度が少なくなるように設定します。
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