モデリング・ストリームを使用したスコア設定
IBM ® Campaign フローチャートで SPSS スコア・プロセス・ボックスを開き、スコア設定を構成します。これらの設定は、 IBM ® Campaign 自動プロセス・フローでオーディエンス・メンバーがスコア設定されるときに使用されます。
既存のモデリング・ストリームのスコア設定オプションを変更できます。例えば、スコアを導き出した時点の勘定残高など、スコアを生成するために使用された値のスナップショットを取ることができます。 これらのフィールドをパーソナライズに利用して、例えば「先日は 500 ドルの預け入れをありがとうございました」というメッセージを送信できます。
モデリング・ストリームを使用してスコア設定を行うには、以下の手順を実行します。
1.
IBM ® Campaign で、フローチャートを「編集」モードで開きます。
2.
例えば、選択、セグメント、およびマージの各プロセス・ボックスを使用します。
3.
パレットにある SPSS プロセス・ボックスをフローチャート・ワークスペースにドラッグします。
4.
*
SPSS スコア・プロセスで使用するいずれかのモデリング・ストリームが同じフローチャートで作成される場合は、それらの SPSS モデル・プロセス・ボックスを SPSS スコア・プロセス・ボックスに接続してください。 一時的な接続を作成し、モデルがリフレッシュされるまでスコア設定が行われないようにします。 モデルがまだ作成されていない場合は一時的な接続を使用できません。 一時的な接続を作成するには、SPSS モデル・プロセス・ボックスのいずれかの矢印の角を SPSS スコア・プロセス・ボックスにドラッグします。
5.
フローチャート・ワークスペースで SPSS スコア・プロセス・ボックスをダブルクリックします。
SPSS スコア・プロセス構成」ダイアログが開きます。
6.
7.
8.
a.
*
モデルがまだ作成されていないと、SPSS スコア・プロセスを構成できません。
b.
例えば、出力スコアと、関連する信頼値の出力フィールドに $XS-Response および $XSC-Response という名前を付けるとします。 モデル名は、FreeShippingOffer です。 SPSS スコア・プロセスの下流で使用可能なスコア設定出力では、配送料無料モデルのスコアに FreeShippingOffer.$XS-Response という名前が付き、それに関連する信頼値に FreeShippingOffer.$XSC-Response という名前が付きます。
c.
オプション: モデリング・ストリーム行を選択し、「変数の照合」をクリックし、間違ってマッチングされたフィールドを検証してマッチングします。
*
d.
オプション: 「Modeler Advantage セッションを開く」をクリックし、スコア設定オプションを構成します。
IBM® SPSS® Modeler Advantage Marketing Edition が新しいウィンドウで開きます。デフォルトのスコア設定出力 (または他のスコア設定オプション) を変更し、モデリング・ストリームを保存できます。
9.
「OK」をクリックし、「SPSS スコア・プロセス構成」ダイアログを閉じます。
SPSS スコア・プロセスの構成が不完全であることが IBM ® Campaign によって検出されると、SPSS スコア・プロセス・ボックスには unconfigured という状況が表示され、エラー・メッセージも一緒に表示されます。
10.
オプション: フローチャートが定期的に実行されるように自動化します。フローチャート内でスケジュール・プロセスを使用するか、IBM® EMM スケジューラーを構成することができます。スケジューラーについては、「 IBM ® Campaign ユーザー・ガイド」で説明されています。
11.
フローチャートでテスト実行を行い、予期される結果を返すかどうかを確認できます。