NUMBER マクロ
NUMBER マクロは IBM ® Campaign および IBM ® Interact で使用可能です。
構文
NUMBER(data [, conversion_keyword])
パラメーター
data
数値に変換する ASCII テキスト・データ。これは引用符で囲んだ ASCII テキスト、テキスト列、テキストを含んだセル範囲、または上記のいずれかに評価される式になります。data のフォーマット定義については、このガイドの IBM ® 製品の章にある「マクロ関数パラメーター」セクションを参照してください。
conversion_keyword
このオプションのキーワードは、日付および時刻のテキスト・フォーマットを解釈する方法を指定します。以下の表内のいずれかのキーワードを選択します。
*
日付を、0000 年 1 月 1 日からの経過日数に変換します (yy が 20 より小さいか等しい場合には、1900 が自動的に加算され、そうでない場合は 2000 が加算される)
日付を、0000 年 1 月 1 日からの経過日数に変換します (yy が 20 より小さいか等しい場合には、1900 が自動的に加算され、そうでない場合は 2000 が加算される)
日付を、0000 年 1 月 1 日からの経過日数に変換します (yy が 20 より小さいか等しい場合には、1900 が自動的に加算され、そうでない場合は 2000 が加算される)
3 文字の英語の月の省略形を 1 から 12 までの値に変換します (例えば、"MAR"3 に変換する) [これは変換キーワード 8 と同じです]
日付を、0000 年 1 月 1 日からの経過日数に変換します (yy が 20 より小さいか等しい場合には、1900 が自動的に加算され、そうでない場合は 2000 が加算される)
日付を、指定された月の 1 日から 0000 年 1 月 1 日までの経過日数に変換します (yy が 20 以下の場合には 1900 が自動的に加算され、そうでない場合は 2000 が加算される)
日付を、指定された月の 1 日から 0000 年 1 月 1 日までの経過日数に変換します (yy が 20 以下の場合には 1900 が自動的に加算され、そうでない場合は 2000 が加算される)
日付を、指定された月の 1 日から 0000 年 1 月 1 日までの経過日数に変換します (yy が 20 以下の場合には 1900 が自動的に加算され、そうでない場合は 2000 が加算される)
日付を、0000 年 1 月 1 日からの経過日数に変換します (yy が 20 より小さいか等しい場合には、1900 が自動的に加算され、そうでない場合は 2000 が加算される)
日付を、指定された月の 1 日から 0000 年 1 月 1 日までの経過日数に変換します (yy が 20 以下の場合には 1900 が自動的に加算され、そうでない場合は 2000 が加算される)
日付を、0000 年 1 月 1 日からの経過日数に変換します (yy が 20 より小さいか等しい場合には、1900 が自動的に加算され、そうでない場合は 2000 が加算される)
完全にスペルされた英語の月の名前を 1 から 12 までの値に変換します (例えば、"March"3 に変換する) [これは変換キーワード 9 と同じであることに注意してください]
説明
NUMBER は、指定されたデータ範囲のテキスト値を、日付および時刻を変換するための指定されたフォーマットを使用して、数値に変換します。指定された conversion_keyword を使用してテキスト・ストリングを解析できない場合、NUMBER はエラーを生成します。フォーマット 0 は各テキスト・ストリングの最初の 5 文字を、固有のテキスト・ストリングごとに異なる数に変換します。これは、テキスト列を識別子への出力用の固有クラスに変更するための簡便な方法です。
区切り文字で区切られたフォーマット (変換キーワード 43 から 49) は、以下の区切り文字をサポートします。
*
*
*
*
*
月は mm または mmm と表すことが可能です。日は d または dd と表すことが可能です。年は yy または yyyy と表すことが可能です。
*
2000 年に準拠するため、日付の年はすべて yy の代わりに yyyy と指定することができます。 後方互換性のため、変換キーワード 1 から 16 では、yy (2 桁の年) に自動的に 1900 が加算されます。変換キーワード 17 から 55 では、yy < threshold の場合自動的に 2000 が加算され、yy ≥ threshold の場合自動的に 1900 が加算されます。
*
2000 年の threshold 値が、「Advanced Settings」ウィンドウ (「Options > Settings」>「Advanced Settings」を使用して起動) の「Data Cleaning」 タブに設定されています。
*
2000 年のしきい値を変更する場合、NUMBER マクロ関数を使用して 2 桁の年の日付値を操作しているすべてのマクロ関数を更新しなければなりません。マクロ関数の更新を強制するには、必要な編集 (例えば、スペースの追加や削除) を行ってからチェック・マーク・アイコンをクリックして、変更を受け入れます。
*
TEMP = NUMBER("$1.23") または TEMP = NUMBER("123%", 2)
TEMP という名前で数値 1.23 を含む新しい列を作成します。
TEMP という名前で数値 13、および 12 を含む新しい列を作成します。
TEMP という名前で数値 832 を含む新しい列を作成します。
TEMP という名前で数値 728660 を含む新しい列を作成します。
TEMP という名前で V1 列のテキスト・ストリングの数値を含む新しい列を作成します。すべてのドル値は、正しく数値に変換されます。??? '$ フォーマットを使用して解析できないテキスト・ストリングに対しては s が戻されます。
TEMPVX、および VY という名前の新しい列 3 つを作成します。TEMP 列には、V1 列のテキスト・ストリングの数値が含まれます。 VX 列には、V2 列のテキスト・ストリングの数値が含まれます。 VY 列には、V3 列のテキスト・ストリングの数値が含まれます。 dd-mmm-yy というフォーマットのすべての日付は、0000 年 1 月 1 日からのオフセットの日数に変換されます。??? '$ フォーマットを使用して解析できないテキスト・ストリングに対しては s が戻されます。
TEMP および VX という名前の新しい列 2 つを作成します。 TEMP 列には、V1 列の 10 から 20 行のテキスト・ストリングの数値が含まれます。 VX 列には、V2 列の 10 から 20 行のテキスト・ストリングの数値が含まれます。 3 文字の標準的な英語曜日表記はすべて、0 から 6 の数字に変換されます (0 = 日曜日、6 = 土曜日)。曜日名に一致しない場合は、??? が戻されます。
V1 列にすべて 5 桁のテキスト・ストリングが含まれている場合、TEMP という名前で、各固有ストリングに対する別の数値を含む新しい列 1 つを作成します。
関連関数