テーブル・カタログとは
テーブル・カタログは、マップされたユーザー・テーブルの集合です。テーブル・カタログには、各フローチャートで再利用するための、ユーザー・テーブル・マッピング・メタデータ情報すべてが保管されます。 また、包含規則および排他規則のために、テーブル・カタログのコンタクト履歴テーブルおよびレスポンス履歴テーブルをマップできます。
テーブル・カタログは、デフォルトでは
.cat
拡張子を使用してバイナリー・フォーマットで保管されます。 XML ファイルとして保存することもできます。
テーブル・カタログは、以下の目的で使用できます。
共通に使用するユーザー・テーブルの保存、ロード、および更新を簡単に行う。
代替データ・マッピングを作成する (例えば、実行対象をサンプル・データベースと実稼働データベースとで切り替えるため)。
マップされたユーザー・テーブルをテーブル・カタログに保存した後に、同じテーブル・カタログを他のフローチャートで使用できます。 つまり、以下を行うことができます。
あるフローチャートに含まれるテーブル・カタログを変更してから、更新されたテーブル・カタログを各フローチャートにインポートして、それらの変更を他のフローチャートに伝搬させる。
あるフローチャートのために最初にロードした内部カタログを保持した状態で、それを他のフローチャートにコピーし、そこで変更する。
1 つの「テンプレート」となるテーブル・カタログから開始して、複数の異なるフローチャートの内部カタログに対して別々の変更を行う。
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