データ・ディクショナリーとは
データ・ディクショナリーは、 IBM ® Campaign でベース・テーブルまたは汎用テーブルとして使用される固定幅 ASCII フラット・ファイルのデータ・フォーマットを定義するファイルです。
データ・ディクショナリーは、固定幅 ASCII テキスト・ファイルの構造とフォーマットを解釈するために必要です。 その中では、フィールド名、それらの順序、データ型 (文字列または数値)、およびファイル内で占めるバイト位置を定義します。 データ・ディクショナリーは、Campaign によって作成される固定幅フラット・ファイルでは自動的に作成され、通常は手動で作成や編集を行う必要はありません。
データ・ディクショナリーは、作成するフラット・ファイル・テーブルが必ず特定の構成に従うようにするためのもので、「スナップショット」、「メール・リスト」、「コール・リスト」などの出力プロセスで使用されます。
データ・ディクショナリーでは、テーブル・フィールド、データ型、およびサイズを定義します。 管理者は、ベンダーまたはチャネルに固有の出力用データ・ディクショナリーを作成して、事前に決められたフォーマットの出力を作成するためにそれらを再利用することができます。
IBM ® 以外のサード・パーティー・アプリケーションによって作成された固定幅フラット・ファイルを使用する場合は、関連するデータ・ディクショナリーを手動で、またはプログラムで作成する必要が生じることがあります。 あるいは、既存のデータ・ディクショナリーをコピーして編集することにより、新しいファイルを作成することもできます。 データ・ディクショナリーを編集してフィールド名を変更することもできます。 データ・ディクショナリーに含まれる他のフィールドを編集する場合は、データを破損しないように注意する必要があります。