複数のオーディエンス・レベルを指定したユーザー・テーブル
ユーザー・テーブルは複数のオーディエンス・レベルに関連付けることができます。 その中の 1 つのオーディエンス・レベルはプライマリー・オーディエンス・レベルとして指定し、その他のオーディエンス・レベルは代替オーディエンス・レベルとして指定します。
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例えば、顧客アカウントに関するデータを格納するユーザー・テーブルに以下の列が含まれるとします。
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このテーブルで、「Acct_ID」はレコードごとに固有のものにできます。 個人が複数のアカウントを持つことが可能であり、世帯に複数の個人を含めることができるので、「Indiv_ID」フィールドの値と「HHold_ID」フィールドの値は、レコードごとに固有であるとは限りません。
「アカウント」「顧客」「世帯」の 3 つのオーディエンス・レベルがあると想定すると、このユーザー・テーブルをマップするとき、これら 3 つのオーディエンス・レベルすべてを指定して、対応する上記のユーザー・テーブル・フィールドに関連付けることができます。 これにより、フローチャート設計担当者は、このテーブルを使用するときに、対象オーディエンスを切り替える操作や、あるオーディエンス・レベルを別のオーディエンス・レベルによって範囲設定する操作 (顧客別のアカウント、世帯別の顧客、世帯別のアカウントなど) を行えるようになります。